僕の1日 ⑪ 申し送り
2008年11月6日 連載いよいよ岐路につくとき、いくつかの問題を抱えたまま・・・というのはザラだ。病棟に指示などを出し終わったものの、でもひょっとして・・という考えが脳裏をよぎる。この<よぎり>をどうするか。判断を迫られる。
本当によぎってよぎって、というなら夜汽車同然、そこに泊まるがいい。しかし(自分には)何年もできることではないので、ここはまず夜勤ナースや当直医に報告する。病態の事実だけではなく、自分の不安的な要素まで(こうなる気がする、という内容まで)。
で、その場合夜間に1度TELを約束。「その時間を10分越えたら、そっちからかけてもいいよ」という具合に。ナース間の評判がここで全然違ってくる(別にそのためじゃないんだが)。
あちこちで話は聞くが・・・こういう心がけがここ10年(?)、かなり失われてきたような気がする。
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