忘年会のビンゴでも景品でラインアップされていたPSP-3000・・かと思ったら、PSP-1000の中古だったらしいぜおい!さすが不景気のことだけある。

 今回、このPSP-3000を購入。いくぶんか軽量化されている。そのためかボディが脆く感じるが、そこがいかにもソニー・ピクチャーズらしい。

 ここ最近ソニー・ピクチャーズのプロデュースする映画には共通点があって、

・ ハイテク機器(バイオなど)
・ ハードロック系音楽(もちろんソニー)
・ 舞台は日本も関連。電気屋もよく出す(ソニー商品のみ陳列)。
・ 日本人俳優(ソニー関連)
・ ゲームへの応用可能な舞台設定(PS3向け)
・ テレビ画面に映る関連作品
・ エンドロールの主題歌すり替え(もちソニー)
・ 続編への露骨な布石(ヒットした場合に備えて)
・ 前作の主役にフラれると、<留学>か<死亡>の設定に
・ 短い上映時間(1時間40分あたりが多い)

 ・・・意図的なものを感じてならない。ただ反面教師としては、非常に役に立つ(どうやって利益を生むかの勉強)。


 やっと年賀状を仕上げた。この10数年で枚数が加速度的に増えていくものの、大半の人は年賀状だけ、つまり皮(紙?)一枚の付き合いだ。みんな家族を持つようになるとコメントも無くなり、子供の写真だけの掲載となる。

 先輩からの返事も変遷がある。

「つらいだろうが、がんばれ!」⇒ 「転勤しても、初心を忘れるな!」
⇒ 「元気か?」 ⇒ 「こっちにも来てください」 
⇒ 「僻地はどうですか?」 ⇒ 「また会いましょう」

 と、だんだん無難な内容になってくる。

 それにしても・・・いまだにこういう内容で実家に送ってくるバカもいる。

「今年は女を泣かすなよ!」
「飲み屋で暴れないように」
「後輩をいじめないように」
「親に仕送りしてますか?」
「患者さんだけでなく、あたし(←アラフォーナース)にもやさしくしてね♡」

 密告同様のハガキが届く。こうなると、父親からの偏見に満ちた説教が始まる。

「ほれほれ。ここに書いてあるように。なになに。後輩をいじめる?いじめて終わりではいかん!最近自殺が増えとるし・・・!それにおい。この看護婦さんは、お前に気があるんではないか?ひっひ・・・」

 こうして、里帰りからのUターンが前倒しになる。





http://mb.softbank.jp/mb/special/wifi/index.html#bbmp

無線LANのアクセスポイントって、必要なとこに限ってないんだよなあ。それより!

 MACに未練のある医師に人気のi-phone 3G。

 まるで大学病院の助手のような喋り方のCM。

 病院のイメージが暗くなる中、医師の募集はもうちょっと工夫したい。あの偉そうなCMみたいに・・・。

「他科合同によるカンファレンス。パソコン上でできる。美男美女が勢ぞろい。各種手技も思いのまま。給料も交渉次第で青天井。海外留学も激しく同意。医局旅行で思い出ショット。学生ナースとハーレム気分。それがうちの医局だったらね」

 ジャーン(ギター)。


 そんな医局などあるものか!だいいち諸君は!医局というものを何だと心得ているというのか!(←怒ったブライト調)

 シャア調の勧誘↓
「私の頃は、手技は盗んで覚えた。だが今はそれを伝授してくれる。いい時代になったものだ。私はこの便利さを否定はしない。だが諸君が我が医局の入局を否定してしまえば、よそで偏った知識・偏った技術を教えられ、ひいては偏った医者に造り上げられる。するともはや気付かんさ。それを無症候性の人格梗塞と私は冠した」

 そんな病名があるか!

 お約束、スタローンの勧誘↓

「医局をもう決めたって?早すぎやしないか。物事は迷って迷って、結局決まらないのが物事だ。目指すゴールを決まると人生は面白みが欠ける。女遊びもそうだろ?なら俺の言うことを信じて来てみろ君が臆病者でないならな。それもできないなら医者なんてやめとけせいぜい切符切りがやっとだ。うちに来たら何でも教えてやる。俺が10年かかったことをお前は1日で出来るんだ!嫌な先輩たちに難題を押し付けられる君を想像したくないんだ!ヘエイ!採血なら俺の腕を使え!何本でも貸してやる!だからとりあえず入るんだよ!そこでまず考えたらいい!」

 お前は宗教の勧誘か!




好きな店

2008年12月22日 連載

 何年かごとにメガヒット的売上げを記録しているユニクロ。

 大阪も多数店舗があるが、自分の周りの医者らにも人気が高い。どうやらそのメリットは・・・

・ 駐車場がある安心感(仕事の移動時に寄れる)
・ ラフでも入れる雰囲気
・ 店員の視線を感じない
・ 分かりやすい配置
・ 何となく立ち寄っても、買うものが自ずと決まる
・ 目の保養になる靴下コーナー
・ あの匂いがいい(?)
・ 平日はスカスカで、ブルース・ウェイン的に買い物ができる。(←自分の感想)
・ 無理な宣伝をせず、いつも変わらない安心感
・ 着ても<ユニクロだ!>となかなか気付かれないから

 つまり、服のセンスなどよく分からない者でも好意的に寄れる店。それがユニクロ。

 確かに、非常勤先の病院の移動時に時間が余ったとき。こういう時間を利用して寄ることが多い。気分を入れ替えたいときなど、同時に古い服まで処分してしまおうという前向きな気分(?)になる。オレは女か?


男のロマン 続き

2008年12月22日 映画

 さきほどの続き。

「父親が出てきたはいいが、借金は俺が背負うのか・・・ま、いっか!」

 吹っ切れてしまい、閑古鳥の鳴く診療所を延々と経営。


「(それを作れば、アレは来る)」
「はいはい。わかりましたって!」

 自暴自棄な赤字経営をするうち、そこのナースとデキてしまう。

「なるほど。こういうアレだったら上等だ!かかってこい!」

 で、とうとうナースが身ごもってしまう。

「まさかアレが来んと言われるとは。そういう意味か。あああ・・・」

 放漫経営が続き、借金を重ねる。

「(それを作れば・・・)」
「もう作るもんなぞ、ない!」
「(ピー)」
「ホワッ?」

 畑から、ぞろぞろスーツの男たち。名刺。

「不渡り2回目!倒産だ!」

 銀行の奴ら!


男のロマン

2008年12月22日 映画

 20代のときに見て以来、今回BS-hiの放送で改めて鑑賞。印象が全然違った。これは、父親像のとらえ方が変わったせいかもしれない。

 心の声に従って、とりあえずあるものを造り出す。それからその意味を考える。年を取るとまず結果のほうから考えてしまい、それに許される範囲のものを作り出すことしかしない。

 そう考えると、思いきって開業するというロマンにもあこがれる。

「(それを作れば、アレは来る)」
「ホワッ?じゃ、開業すればいいんだな?」

 とりあえず、僻地に作った診療所。

「(それを揃えたら、アレは来る)」
「ホワッ?じゃ、揃えたらいいんだな?」

 医療機器を多数購入。電子カルテも。

「(単価を上げれば、アレは来る)」
「ホワッ?今度は具体的だな。じゃあそうするよ!」

 不必要な検査を次々と投入。



 そしてついに、<アレ>は来た。畑の隙間から、ゾロゾロと・・・。

 スーツ集団。差し出される名刺。

「医療対策課だ!これより緊急監査を行う!」

 外で打ちひしがれる。

「あああ・・破産だ。返済もどうなることやら」

 すると、父親医師が。

「父さん・・・?キャッチボールしよう!」

 父親がボールを受け取ると、そこに<借金>の文字。

「なに?わしは面倒みんぞ!」投げ返し。
「保証人に!」投げ返し。
「いやだ!」
「たのむ!」

 親子のキャッチボールが続く・・・。




http://www.city.osaka.jp/emergency/medical/suddenly.html

 いちおう、チェックしておこう。年末年始はいろんな人間と長時間喋ったりカラオケしたりするため、病気がうつされやすい。さらに家に持ち帰り、家族が発症することもありうる。

 「(年末年始で)もしものときの風邪薬ください」ということで何人かは処方した(特に山間部の人たち)。インフルエンザキットを渡したケースもある(小児:親の希望)。

 これらは使う前に病院に問い合わせるように言ってある。ということで、当直医の先生すまんがよろしく。

 自分は英語の論文をなんとか読めても、日常英会話はまるでダメだ。でも医者の友人の知り合い・ワイフが欧米人であることは珍しくなく、飲み会の機会もある。会話で接点を見つけられない自分は、カラオケを利用して日米親善を成功(?)させた。とにかくいい印象を植え付けることができ(アメリカ人ワイフに好感)、その後の仕事にプラスになっている(パーティーにまた呼ばれるようになる)。

 では、どういうところで上手くいったのか・・・?例えば「ラスト・クリスマス」、このハモリで驚かせた。いや、ハモリというより間で入るかけ声、抑揚などをリアルに再現したのだ。

 例)サムワ~ン!ハ~ア!

 そう、そこが特に盛り上がる。 

増えてきた病気

2008年12月18日 連載

 ここ最近の不景気の影響か、うつ症状で受診してくる人が増えた。初診するにあたって、精神科では抵抗があるということで内科の医者に処方を依頼するケースは多い。SSRIの処方数は明らかに増えた。ただ、マニュアル通りに薬を漸減することがなかなかできない(同意が得られない)のが課題となっている。

 あと、ストレス・酒による潰瘍、食道炎も増えたような。そのためPPI+ガスモチンの処方が増えた。しつこい食道炎はバレット食道を経た癌の原因にもなるため、おさえておきたい。内視鏡なしでそのつど処方だけしてる医師は、軽率そのもの。

http://www.onaka-kenko.com/various-illnesses/esophagus/esophagus_05.html

 テレビの売り上げが頭打ちのようだが、あれだけ店にテレビが溢れたらいかんだろう。いや、消費者には良い。とにかく安い。あちこち当直に行くが、どこもテレビが一新。14型のテレビデオが、ワイド20以上+DVDプレーヤーに大出世だ。ただ皆の残してくれたVHS(内容は、っと!)が見られなくなるのは残念。

 しかし当直医に高画質テレビは、違和感がある。やはり14型のカチカチ回すツマミでないと、らしくない。電源は押しポチ、抜きポチ!

 だが3年後にはスーパーハイビジョン(テレビ)が・・・こればっかりだな。ええい!斬れ!斬れ!斬り捨てい!

後継者

2008年12月15日 時事ニュース
 病院の経営でも、後継ぎは深刻な問題。開業医をそのまま息子に譲りたくても、意見の不一致・借金問題でそうもいかない事もある。

 自分もよく老齢の開業医からの<雇われ>を頼まれる。病気の療養・旅行で休暇を(数年)取る間、病院院長を一時的に引き受けてくれとの内容。マージンは売上げの3割前後が多い。

 後継ぎ時期をどの段階で決めるか、というのが一番難しいと思う。開業医は将来現役で働こうとする。だが突然重い病気になったら病院を閉めなきゃならない。患者・スタッフは路頭に迷う。

 ただ、入院付きの個人病院は用心が必要だ。大学人事を利用して、まだ世間知らずの若い助手あたりをターゲットに狙ってくる。若手の引き抜きデビューは、借金のリスクがからんでいる可能性がある。「サーガ」でもそういうエピソードがあった。あれはほぼ実話から引用している。

 個人病院の経営状態は、散髪屋の主人とかがよく知っている。地域に密着した(ある意味逃れられない)人から聞くのが一番だ。とにかく嗅覚が鋭い。


 内科・小児科をやってる開業医に出向くことがあるのだが、今年のクリスマス会は大変らしい。そもそもクリスマス会におもちゃを抽選すること自体(違法?)凄いと思うが、子供に人気のおもちゃ単価が物凄い。そのバラエティも多い。

 昔馴染んだ戦隊ものも、今ではメンバーが7人、ロボットが3~4体も出てきて尋常ではない(正直カッコよくない)。しかもそれぞれに向けた商品が出ている。これらを売りさばいたクリスマス商戦のあと、年明けには新番組に切り替わるわけだ。

 恐ろしい戦略だ・・・。

 病院ものとか、ないかな。教授+准教授+講師の3体合体で。論文をカードで認可させ(カードでスラッシュ!)、それに応じた武器。前半は講師+准教授で戦い、後半は教授がおしいところを持っていく(オペみたいだなぁ)。敵はもちろん多数の助手軍団とクローン対戦だ!バイト出張目くらましだキーキー!負けるとどっかへ飛ばされるぞキーキー!

 この存在感。もちろん、アルパチーノのことである。なんと巧みな話術。ジェスチャー。彼なら悪をも善にまで高めることができる。

 たとえば、ある医者を僻地に呼びたいとき。

(通常)

「わが自治体病院は医師不足でして、地域の皆さんが医療を満足に受けられず困っております。そこで先生のお力をお借りして、地域に根差した医療をともに目指したいと切に願っております」

(パチーノ)

「うちは僻地だ。どうしようもない。僻地だからだ。誰がそれを作った?わしか?わしもその一人だ。では誰のうちの1人だ?住民の!ユー!ユー!全住民の1人だ!それで誇りを失うのか?地域のために全力を尽くした我々が、子を育てて全うに生きてきた我々が!(目をギロッと医師に向け、しずまる)そこで。(指さす)先生が。いや。(鼻をすする)先生が仮にこの僻地にくれば来たくないだとガッ!ホワイ!ホワイ!・・・(両手をひろげる)待ってるのは激務か?ハ!過労か?ハ!ではその末に待つものとは何だ?ではなぜ人類は地球に降り立った?栄光の末待っていたものとは?(振り向き、またこっちを向く)・・・一人を恐れてどうする?君を?誰が1人にした?我々は決して見過ごしたりはせん目を見ろ少なくとも私が!(机を叩く)この私が!この目がいつ嘘をついた?(以下、人差し指を突き上げてヒートアップ)先生には診療のみを望んでおらん!他の僻地と一緒にするな望むのはむしろ支配だ!支配だけで足りるな診療の代償を求めろ!食い物?そこらにある!女?星の数ほど!休暇?エブリシング!そうとも。何でも手に入る。神だからだ。これから刻まれる伝説だ!(両手広げ)・・・モノは信じれば、すでにそこに見えているものだ・・・(口、開いたまま着席)わしには、君が見える・・・」

 パチーノと抱擁。これで契約成立だ!




資金繰りの末路

2008年12月13日 読書
 ビッグ3のゼネラル・モーターズが破産寸前。交渉中でも人件費は発生しており、体力(自己資金力)がないものは破たんしていく。

 病院でも倒産寸前のときはすさまじい。以下の話は、ネット上なかなか得られないもの。「サーガ」を読む人だけへのプレゼントだ。

 理事職は銀行を転々。関西では相談する銀行が西へ西へと移っていく(伝統的に船着き場のある町ほど、金貸し業が多い)。職員通帳の支店名が変えられることも。

 銀行に限度額を決められ、次は企業(健全なところではない)に相談。企業の方も金を貸す見返りに、病院にタダ働き職員を派遣する。資格の特にいらない部署(事務・総務の末端)へ派遣され、権力を持ちあるいは平気で休暇を取る。当然、病院の士気は低下する。

 銀行から不渡りが2度出ればアウト(取引停止)だが、ひどい病院は町金融にまで手を出す。ものすごい高金利だ。担保は病院の売上の?パーセント。売上げの一部から人件費が保証され、それが繰り返し。いわゆる<自転車操業>だ。銀行アウトだと給与振り込みは通常手渡しとなる。どこかからの根回しで、ガラの悪い患者層が出現する。

 で、倒産する。のではない。まだだ。ついには病院から給料が出なくなる。もちろん事務側は交渉中などと言い訳する。職員には退職が続出、患者も自主退院が増えて病棟も小規模化。上層部は撤退準備完了。妙な噂が出てきて、ナースらの本性(これはとても書けない)も出たりする。

 で、倒産する。とは限らない。全体会議に招集され、新たな買い手が発表されて新たな給与体系が決められる(安くなる)。メインの新スタッフが乗り込んでくる。

 こういうヤバい雰囲気は、病院の雰囲気におのずと出てくる。早期発見が重要だ。

 開業医の場合は・・・ま、その話はまた今度。
 

 



 その漢字で象徴される世の潮流よりも、自分には「パッケージ化」が目立つ1年だった。サブプライム証券のほか、マンション、実は賞味期限切れ、名店での使いまわし、実は中国産・・・しょうもない商品が上手に粉飾され巧妙に売られていたことが、改めて知らされた。大阪のパッケージ商品<彩都>については先日述べた。

 特にマンション販売はひどいもので、広告の謳い文句は最初のみ。フォローのズサンさが明らかになるのは、これからだろう。

 病院ではどうだろうか。高額なセカンドオピニオン外来やメタボ検診(医師会が病院を勝手に指定)、いろんなバリエーションで宣伝されるPETツアー(末端がノルマ制で客引き)、ドクターバンク、開業コンサルタント(ケ○の毛まで抜かれる、という噂)・・などなど。

 特に医師会、業者は今の生活水準を持続させるため、今後もあれこれ工夫してくると思う。

 今回は冬休みがわりと長い、ということは以前にも触れた。病棟のあるところはたいていが12/29で切り上げる。開業医は12/26までが多いから、この日(12/29)はかなり混雑する。当然、入院要患者も増える。

 12/29の晩に入院すれば、主治医が決まらないまま当直医が交代で診ることになる(常勤のみが当直ならそうでもないが)。それが1/5の朝まで続く。病棟のナースは結構、困る。家族への説明のときなど特に。

 このため、気の利いた(?)病院では、正月の間に1日出勤を命じる。そこでいったん入院患者の振り分けを行う。ついでに病棟の要件も聞く。

 確かに休暇が1週間もあって、その間に(主治医が関与しての)検査がなしでは、放置診療になりかねない。みんなの病態が安定していてもだ。

 自分は12/31か1/1のどちらかに顔を出すのだが・・・やはり今年も12/31のほうだ。紅白が始まると、詰所が何やら騒ぎ出す。病院の外で初詣のカランコロンが聞こえてくる。そこで一通り仕事を終えて・・・

「(よ)しっ!じゃ!よいお年を!俺、帰ってから紅白見るから!じゃあ!」

 せめて今年こそは、家で見たい。


 






 これは、かなり傑作の部類に入る。おそらく今年のナンバーワン。

 今は時がそうでない・・・か。なるほど。

 不安な民衆には希望が必要だ。医療では患者がそれに当たる。

 患者への病名告知。病名を隠さず告げることが患者の人間としての権利だという。しかし実際は、それが互いの信頼関係の出来ないうちに、あまりにもアッサリとされてしまっている。そんなモラルができてしまった。今の医療は、それを正義としていいという雰囲気がある。

 その厳しい言動はそもそも、患者にどういう光をもたらすためなのか。あるいはプライドを捨てても言える価値のあることか。嫌われながらも守るほどの意思があるか。時々、立ち止まって考えてほしい。

(自分に言っている) 

 ところで、自分が好きなアクションはこういった構成だ。

 ロケット弾で横の車を狙う→後ろからバットマンのタンクが加速→ロケット弾照準OK←タンク飛び出す

<無音>

 → ドカーン!とタンクに命中

 この無音になるところがいいんだよ!

年末商戦は下火でも、病院経営にとっては・・・ここでいかに頑張るかにかかっている。個人病院で必死なところは年末閉めるどころではない。ただし医師会に所属していると、そこにも制限がかかるので困る。

 自分の友人(開業医)も医師会を辞めたがっているが、遠まわしな<いじめ>を恐れて脱退しにくいのだという。卸業者を通じて薬や検査キットを回させない(もちろん直接の命令ではない)、というのは日常茶飯事だが、年末ではなんと

 「カレンダーを配布させない」

 という技も持っている。

 そうなんだ。医師会に入ってないと、なぜかそういう小物が回ってこない・・・。

 

内定(内偵?)

2008年12月11日 連載
さすがに医学部で内定取り消しの話はないものの、科によってのバラツキは依然目立っている。関西のある大学眼科の入局希望者が100人(!)という事実もあり、マイナー科人気は今も健在だ。

 内科系では、外科系くずれ(失礼!)の参入も増えているという。特に消化器科。外科系からの<転職>は、良く言えば大胆、悪く言えばガサツ、そんな印象(偏見かもしれん)を持っている。理系から文系へ移るのとは、ワケが違う(?)。

 ただ、コンサルタント業者にはくれぐれも気をつけて欲しい。最近では研修医レベルでも引き抜こうという気概が、彼らにはある。大学離れを利用してエスコートしようとするのだ。こういう業者は上品でゴージャスに見えるが中身はたいていギャンブル(借金)生活であって、数打ちゃ当たると思っている反面教師だ。

 ハンコを押す前に、せめて相談してほしい。なんなら僕でもいいが・・・(←こういうのも気をつけよう!)。

 
 お歳暮を贈りに行ったが、独特の雰囲気だった。お歳暮コーナーは(時期過ぎたからか)すでに閑散としていて、カタログが転がってるだけ。従業員にも覇気がない。ここで贈るのはやめた。

 やはり自分の大好きな、地下の食品売り場だ!

 ここは大阪で活気の密度が最も高い気がする。惣菜売場の他に、各地の名産。ケーキ売場。洗練された職員たちが、愛想良く声をかけてくれる(背筋がしっかりしてる!)。うちの病院職員も、こういったところで接客を学んでほしい。

 この高揚感著しい雰囲気は何だ?思わず無駄な買い物までしてしまう・・・。

 とにかく、元気をもらえる場所だ。何のためのアドバイスかって?それは・・・

 「あなたのためだから」

 「はっ?」

 「あなたのためだから」

 「・・・・・それ、どういう意味っすか?ふざけんのもいい加減にしてくださいよ!」(← <監査法人>)

 

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