先日うちの病院の薬局から、「抗生剤注射の皮内テストはもうしなくていいそうです」と知らされました。これまでは投与の前の皮内テストはルーチンで、判定に15分ほど要してました。ところが薬事・食品衛生審議会専門委員が「実施する意義が乏しい」と結論。さらに財団法人日本抗生物質学術協議会(長い名前だなあ・・)からも、「今後継続する意義はない」とする要望書が出されたということです。何でしかし今さら・・。
 
 皮内テストは薬物によるアナフィラキシーショックなどの<アレルギー対策>としてこれまでされてきました。というかそう思ってたんですが。ところが実際皮内テストがそれを予知するという確証がないのだそうです。これが理由?え?そうやったんか?確証がなかった?お前らなあ!役人!

ニュースの続き。

 これらを踏まえ、薬事・食品衛生審議会専門委員は、添付文書の「使用上の注意」を改訂。以下のように改めた。
(1)事前に既往歴などについて十分な問診を行うこと。なお、抗生物質などによるアレルギー歴は必ず確認すること。
(2)投与に際しては、必ずショックなどに対する救急処置をとれる準備をしておくこと。
(3)投与開始から投与終了まで、患者を安静の状態に保たせ、十分な観察を行うこと。特に、投与開始直後は注意深く観察すること。

 なんだ?結局「万一の事態が生じた場合は、当局は感知しない」ってことか?もし4項目目があるとすれば

(4)なおこのテープは自動的に消滅する。

といったところか。

 「確証がなければ・・テスト自体、意味ない!」

 ガシャーーーン! ← 『MI−2』

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