宇宙戦艦ヤマトのサントラがALMANACシリーズで出た、と思ったら今度はハイレゾか・・・。これじゃキリがない。尾崎豊もブルースペックが出てそれで・・・。無形の物に、そんなに出費したくない。ハイパーインフレで現物主義になったらぶつぶつ・・・そんなこと喋りだしたら危険!

 名盤「17歳の地図」は今でも時々聴く。リリースは1983年。この時代の流行歌ランキングhttp://nendai-ryuukou.com/1980/song/1983.htmlを見ても、いかにこのアルバムが時流に流されてなかったか、が分かる。

 確かに今は新規薬剤だ、電子カルテだ、デバイスだ!とは言っても!そんなものに流されるな!医師と患者はあくまで1対1!

 投資家医師向け↓

♪ ぼく~がぼく~であるために、借り~つづけなきゃ、ならない・・・らく~な老後が何なのか、それ~をこの目で見届ける、ま~で、僕は、酒に飲まれて、少し、増築、副業しながら~、この北の新地で~歌い、続けてる~

 嬢とキャバクラでな!(ちょっと言い過ぎました)

♪ さんぜんまん~の負債くらい大目にみろよ~
 不渡り出して闇金行っても許してあ~げない

 パヤッパパヤッパパッパ~・・(略)テ~レ、レ~・・・


慟哭

2015年3月8日 音楽
 
 最近、めっきり目にしなくなったのものだ。ネットからは切り離せない生活が続いているが、スマホまで身近にあるせいか・・・人生そのものが<辞書持ち込み可>の状態が続いている。何か探せば、何か出てくる。知らない間に、僕らは不安というものを毛嫌いして、その場でずっとしていられない。

 不安の中に身を置くということは、少なくとも自分にとっては葛藤のようなものだ。自分は人や物事は決めつけない。もし違っていたら、とかそうでなかったら、とか自分の考えさえ疑う。自慢でもなく、日ごろの医療をやっていく上で欠かせない習慣だからだ。

 不安の中で迷いを抱き、葛藤に悩まされる経験がいかに大事か。重症患者のがけっぷちでの治療。私生活の時間まで入り込んでいく疑念。ああしかし、そのせいでというかそのおかげで突飛なことに気づくこともある。なぜ、そういう経験がかつて多かったか・・・?

 それはたぶん、自分と向き合う、ことの意味だろう。

 たとえば患者が重症化する。いろんなケースを考える。しかし長所、短所を並べても決まりかねない。その間の私生活。ささいなものにも影響されるその生活で、雑念(周囲の断片情報)から離れる努力が必要だ。

SKETCH of HEART

2013年9月19日 音楽
 自分にとって、沖縄の思い出が詰まったアルバム。なぜなら、(アルバムリリース時)単純にそれを聴きながら旅行したのが始まりだったからだ。で、今回も聴いてみた。今回は夫婦だが、その意味の深いところまでは伏せている。

 以下、那覇出発北行として。

01世界でたったひとりの君に ・・ 山田邦子らが歌ってイメージが悪く、この曲はいきなりスキップ。

02夜汽車よ悲しみを乗せて ・・ さぁレンタカーで北へひとっ走りだ!という曲。

03セプテンバー・レイン ・・ 一般道をのらりくらりと海岸線。意味不明のワクワク感。

04ミセス・ジョアンナ ・・ エメラルドの海。名護市あたりから風景が変わる。

05ラスト・チャンス ・・ 交通量も減り、気がつけば速度超過。<俺には最後の賭けになるだろう>。次の曲とのギャップが大きすぎ。

06あなたがすべて ・・ 風景に合わず、これはスキップ。<あなたのあとを追いかけるだろう>あたりが万座毛ライク。

07プリテンド ・・ 最北端の風景。エンストしたら命はない。そんなスレスレの中での平和。

08君に言い尽くせないまま ・・ 夕陽。人恋しくなるような、これまでのことも許せそうな、前向きな歌へ。

09終着駅 ・・ 最北端が、まさに終着駅。もうこれ以上のものはない、というような。あの記念碑に、陛下は如何なるようにお感じか(渡辺謙?)。

10もうひとつの夏 ・・ さぁ今日も、これで終わりですよ。と丸くおさめる。


かつての日立・ミュージック・イン、のように解説してみた・・・!ふるぅ!

倍返し?

2013年8月29日 音楽
 流行語大賞を取りそうな雰囲気だが、実際<倍返し>というのを実現するのは難しい。むしろ、返される(という恐怖の)可能性が高いのではないか?

 たとえば、部下にいつしか下剋上されて自分の立場が弱くなったり、嫁に弱みを握られたり覚えられてたり・・・。<返し>のポテンシャルは、電位のように潜んでいるかもしれない。

 仕事や家庭の安定を目指すなら、返しの寸前までの忍耐が要求される。返されそうだが、返されない。こちらも返しそうで、返さない。だが、社会で本当に敵対する場合は?相手の攻撃を迎え撃つべきか?

 ・・・いや。<鋭>には<鈍>を、<直>には<曲>を。<嫌>には<好>を。相手は予想外の反応にひるんでしまう。その不思議さにさいなまれる。

「先生。3ヶ月1回受診。わしの病気ちゃんと診てますか?」
「では週2日受診。マメに診させてもらいましょう!」
「あわわ。やっぱええですわ」

 求められたらより求め返す!倍返しだ!

「先生。これ感謝の気持ちで現金ササッ」
「では、その倍額の現物を」
「そりゃいかんいかん」

 もらったらより貢ぐ!

 <恩返し>だ!




「こんなこともあろうかと、用意しておいた!」

 ヤマトの危機を救う真田さんの、<倍>どころが<乗>返し!
 日本へ国民への情報伝達がこれだけ遅いと、パニックはどんな情報から発して訪れるのか・・・。そして、その情報をいちはやく手に入れるには?さっぱり分からん。

 そう考えていると、車のガソリンは常に補てんしてたほうが良さそうだし整備も重要だし、ある程度の現物・備蓄は持っておきたい。現金もある程度は常に持っておかないと。それと・・・身内との<もしも>会議だ(集合場所など)。

 情報麻痺なら手の打ちようがないが、ある程度連絡可能で補給も何とかなるのなら、人的パイプラインの活用が重要になる。流通が円滑になる。ふだん仲が悪かったり疎遠だと、いざというとき助けてはくれない。

 そう考えると、盆明けの差し入れはぬかりなく・・・。あまり当たらぬ予言だが、近々何かありそうな気がしてならんのだ。

高血圧ガール

2012年10月7日 音楽

 「高気圧ガール」を聴いてた女性らも、今では高血圧ガールもしくは更年期ガールへ。

 自分はレコードで聴いた世代だが、当時プレイヤーから伝わった音圧のようなものがCDでは不思議と味わえない。リマスタリングされてるだろうに・・・やはり、冷房もろくにない暑い部屋でノイズまみれに聴くのがいいかもしれない。

 レコードを聴いた部屋の場合、通常テレビも(自分の部屋には)置いておらず、まして携帯・PCもなく・・・曲を聴くときに見るものがない。たいてい、ジャケットや本を眺めるか、レコードの回転か風景を見つめるしかない。だが、曲に集中するとその行間のどこかに意識がある。

 この曲と「1本の音楽」「探偵物語」は特に、当時の真夏の暑さを呼び起こす。中3の受験勉強時。


 季節の変わり目っぽくもなり、iPhoneの曲も総入れ替えだ。角松敏生のアルバムも一通り鑑賞を終えて、関連曲も聴き始めた。中山美穂のアルバムを一時期担当していたようで、アルバムによっては角松色そのままのものもある(CATCH THE NITEなど)。

 病床もいったん落ち着く時期であり、病院ではあちこち<貸し渋り>が行われるようになる。9月決算の終了でメーカーは講演会ラッシュ。医師も休めるなら無理なバイトは入れずに、気分転換それから反省会といきたい。新しい本ではなく、まず身近な題材(過去のカルテ・レセプトなど)からだ。

 原発、いじめ、TTP実はどの問題も解決されていない。消費税も上がるし、団塊以上は逃げ切るようだ。津波が来るという以前に、(自分の位置を今のうちに)高みに引越せ。

 花月で漫才を見たことはあるだろうか?自分はかなり以前だが、若手やプロが入り乱れての漫才が披露。新人だと観客はどこか懐疑的で、そのぶん若手にプレッシャーが伝わりシラケた雰囲気になりやすい。観客は内容を聴き理解し初めて笑いする。

 しかしプロの場合は登場したときから観客がすでに笑い準備をしており、笑いの閾値が低い分もう雰囲気的に成功している。どうやら、プロへの信頼感が前提でドーパミンが流れたようだ。

 たとえば、好きでもない相手から編集した音楽CDがプレゼントされたとして・・・それらがいい曲でも、好きな人から貰ったとのときとは聴いた曲の雰囲気が全く異なるのではないだろうか。

 また病院にこじつけるが(外来)、医師は信頼されておれば患者はたとえ遠くからでもその医師を見つけてくれる。大勢の中からでも、その医師の言葉だけを聞いてくれる。逆だと、まったく別の行動になる。視点が互いにフォーカスしない。

 ドーパミンがどうか別として、人の信頼感のあるなしはそういったものからも読み取れる。

 それにしてもアンジェラ・アキはどうしてあんなに品があるのだろう・・・?一歩間違えて似ている人とは、似ても似つかない。



閉会式

2012年8月13日 音楽
 ジョージ・マイケルのコンサートか?と思ってびっくりした。早朝の雷よりも驚いた。これまで何度も捕まっており、未だ堀の中だと思っていたが・・・。しかし、ゲイというのが何とも抵抗あり。

 あ、なるほど・・・。とっくに活動開始していたんだな。

http://music.aol.jp/2012/06/30/george-michael-white-light-picture-video-lyrics/

 
 いつになく、矢沢の露出が多い。また借金が増えたのか。それはいいとして、アーティストのアルバムはベストでないと、売り上げが見込めにくい。でも確かに、ヘビロテで流すようなCDの話題を(周囲の若者たちから)聞いたことがない。いろんな曲が過剰なCMで氾濫しすぎているため、<1つのアルバムを1曲目から丁寧に聴く>という環境自体が作りにくいのかもしれない。

 バブル期の矢沢のインタビュー(NHK)のあの態度というか堂々とした話しぶりは、忘れられない。診察室には持ち込めない。

「ユウ吉先生。将来は開業ですね。たくさん患者さんが来て、あとは左うちわですね」

「そのさ。いい?そのさ。あんたさ。今。左うちわってさ。言ったじゃない?言ったよ。うん。そのさ。左うちわっていうのはさ。その。黙ってて。いや、あんたじゃないよ。黙ってても安定した生活。ってことでしょ?」

「あ、はぁ」

「いや。あっち向いてちゃダメだよ。あんたに言ったんだよ今。俺はね。黙ってあとはついて来い、うん確かにそうだけど。患者がついてくるのと、俺の安定は違うわけ。ね?患者が増えたら、そりゃ中にはあるのよ。マレな疾患とか。ミスとか。確率。確の率ね」

「失礼しました」

「いや失礼じゃない、全然失礼じゃないよ。でもさ、失礼ってね。あなた言うけど。それ自体、もう失礼な発言なんじゃない。ね?(ゲストら見回す)みんなもそう思ってるよ。失礼ってあなた。僕の言葉すべてオブラートにくるんじゃってさ。ごまかしてるわけ。ま、スタジオにせっかく招待してくれた人に言うのもなんだけどさ」

「あ、はぁ・・・」

「でもね。矢沢ユウ吉はこう考えるのよ。さあ患者がついてきた。でもさ。こっちは逆に宿題背負うわけよ。自分が担当しているこの地区の人民の。教育。嗜好とか。もうすべて。彼らの人生そのものを。病状だけ診ましたはい終わり。それこそさ。あなたの言うところのさ。いわゆる失礼、なんじゃないの?ちがう?」

「う、うーん・・・、はい、そうです」

「分かりゃいいけどさ。でも多分、あなた分かってないと思うんだよね」

 こんなトークだ。これを見て、田舎の人間らが、どれだけ親に逆らい都会へ出たがったことだろう・・・。
 実は昨日で25周年であったことを偶然知った。
http://ameblo.jp/marikonagai/

http://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?cd=DYCL-428

 どうやら企画段階であったコンプリートアルバムは、リクエストが目標に達しておらず、お蔵入りになる可能性が高い。そもそも永井真理子を擁していた会社であった<ファンハウス>はやがて<BMGファンハウス>→<BMG JAPAN>と社名を変更、最終的にはソニーへと吸収されていく。彼女自身は東芝EMIに移籍したものの、売り上げ自体ははパッとしなかった。新境地開拓とはならなかった。

 ファンハウス時代のヒット曲の数々は、あのソニーが所有している。吸収されたものは、外様の医者と同様祝ってもくれないのか。

 誰でも初心をもっている。医学生の頃または医者に成りたての頃、それを今の自分と比べてみる・・・久しぶりにそれを思い出す良い機会だった。

 初心を貫徹できるかはともかく、研修医時代につらい経験をしていないと、あとでは取り返しがつかない。つらい経験というのはそうだな・・・カラの雑巾を絞って水1滴出すまで入れ続ける力・・・のようなものだ。死を多く看取ったり激怒されることではない。

 もうちょっと詳しく言うと、カラの雑巾の経験とは・・・調べ物なら文献を英語圏外までも追求し、他局教授にまで相談し、資料室で埋もれるほどの経験。治療なら、患者のサイドでモニター患者交互にずっと付きっきりの経験。目が離せないという状態・医師の本能からだ。

 しかしツラい経験をしていても、後にふんぞり返る者が大半だ。楽になったら坂を転がるようになり、苦労の元を取ろうとする。一方ときに初心に戻り、乗り越える者もいる。これは非常に少ない人種だが、彼らは自分を客観的に振り返ることができるという特技を持つ。

 でもこれからは、それ以上に求められるものがある。情報の末端にいないことだ。現実はあの手この手で、医師といえど弱いものから葬られる。これをも出し抜く。その環境が患者を冷静に救い、ひいては自分の魂も救うことになる。

 違うかね?先生。 ←マツケン?



需要と供給

2012年6月8日 音楽

 皇族関係の訃報が流れようと、ガッツポーズが放送されるAKB。やはりこの産業はそれだけバカでかいものなのだ。つまり陰で多くの得をしている黒い者たちが、大勢いる。

 大阪も表面的な抗争こそみられないが、ヤクザマネーはITや芸能界でしっかり流れている。チンピラはむしろ誠実に働き、ドンは北摂地方で優雅に暮らす。確実な利益が出るから、争うこともない。

 ふと思う。このグループのメインはどうやら以前から同じのようだが・・彼らはどんどん歳を取っている。自分は女のビジュアルのピークを23くらいと見ているので、近々人気は失速するものと思われる。おニャン子もそうだったのではないか・・・?

 だが彼女らが中年になったとしても、需要は続くだろう。最近の男どものストライクゾーンは、年々広がっているからだ。これには女の化け方の巧さにも、原因がある。







 正確にはちょっとズれるが、自分はミスチルの歌とともに歩んできたようなものだ。病院がどんなに忙しくとも、彼らの歌は周囲に流れていた。1年目のとき「イノセントワールド」が頭の中を繰り返し流れ、2年目のバリバリ期にハイテンションな「シーソーゲーム」、忙しくて切ない中「Everything」、疲れ目5年目「終わりなき旅」、軌道に乗り始めたころミスチルの歌も完全に<無条件安定化>しての「名もなき詩」、その上での皮肉「NOT FOUND」「優しい歌」、疑問符「HERO」「未来」を終えて平和主義者「HANABI」「GIFT」。彼らの歌は孤独でなくなり、女いやいや万人に好かれるところとなった。まるで医師の成長だ。正しいものかどうかは別として。

回顧

2012年2月12日 音楽
 80年代に活躍したアーティストは得だと思う。当時聴いていた20-30代がいま結婚・仕事などで一息ついて、第2次ブームみたいなのを形成しているからだ。

 不思議なことに、80-90年代アーティストは(自分の知る限りでは)アルバム数枚がヒットしたらベスト盤、さらにプロモーションビデオが発売され、たかと思うと急速に失速していった(久保田など一部は例外)。

 おそらくプロデュースの関係だと思われる。契約が終わったら新路線となるが、たいていこの試みは失敗している(特にソニーがらみ)。彼ら自身が作詞・作曲してもこれまでの世界観を壊すことに、違いはない。

 だが幸いなことに、最近は新曲・新路線を求めることなく平気で時代を越えて曲を求めることができる(雰囲気にある)。以前は、昔のヒット曲を歌って再び商売などあまり許されてなかったと思う。

 病院でも、「あ、あのドクター研修医のとき見たことある!」という光景を見かけることがある。ただ、偉くなって来るよりも「偉そうになって」戻ってくるのが多いのが残念だ。

 でも、診療内容はベストリミックス、しすぎるな?

 



償い

2012年2月10日 音楽

 さきほどの介護職員の虐待事件だけではなく、いじめなどその手段などみてみると・・・それらが非情すぎるほどの<無限さ>を感じる。エスカレートしてブレーキがいっこうにかからない。

 それが逮捕されてさぁ反省なさい、と言われることになる。彼らは反省すれば猶予がつくことは知っていて、そういう演技もするだろう。ただ人の心が分からないまま育ったから、どうしていいか分からない。社会に出て、より一層暮らしにくくなる。それから良心に目覚めても、人生はやり直せない。

 つくづく思うが、10代までだろう。人格の形成は。つらい思いをしなければ、つらい人の思いは分からない。つらい思いをしたとしても、それだけ人には優しくしろ。

 http://www1.tcn-catv.ne.jp/toron/

 裁判官でさえ持ち出した、この歌を聴け。


 

いまさら探すCD

2012年1月5日 音楽

 吉川晃司の初期のアルバムには独特な浮遊感がある。最近また巻き返しをはかっている彼だが、声に威厳が加わりすぎて、別物。

(以前)「すべてはこのぉ~よるにぃ」スタイリッシュ。
(現在)「すんべてはあぅ!くおのういやあるうに!」ねばい。まるでヘビ。

 田舎の人間が上京して、変わり果てて戻ってくる吉川アイテム。道端で親族に「お前。都会で何があったんだ?」「知らね」とクシで頭をとく。両手にべったり香水。長いサイフのブランドもん。親族の集まる中、突如轟く空ぶかし。

 今回の里帰りでは、それらを目にすることはなかった。

 

僻地にて・・・

2012年1月5日 音楽

 里帰りした実家は、僻地というほどではないが・・田舎であることに違わない。山もあり、海もある。しかしそのド田舎の景色は、ウォークマンで聴く音楽によって一変する。

 その衝撃は高校時代、セカチューに登場したようなオレンジのヘッドフォンをかぶせて・・・手探りで再生させたあの曲。「ライド・オン・タイム」から始まった。

 海に沈む夕陽が、漁船が、田舎道のリアカーでさえも・・・!PVの一場面と化す!携帯もなかったから、その孤立感はよりリアルなものだ。

 今ではふと用事を思い出し、曲のデリカシーに土足で乗り込む携帯通話。

「詰所・・?ああ、それ。いっといて」

 で、また切り替える音楽。非情なまでの割り切り。

 オオオラ~インドオンタ~イム!(とあるバージョンでのラストあたり)
 知らん間に出ていた、コンプリートなCD。バックトゥ・・のサントラは映画本編のダイジェストといった感じで納得いく内容でなかった。映画本編の全音楽を収録したものが既にあったとは!

 クライマックスのあのシーン、音楽に合わせて落下ドクの「おおおお~んドシャッ!」と合わせて唱えたい!

 ああ、ところでこのブルーレイでさきほどの「おお~んドシャ」の次、「ドク!」と叫ぶ寸前のデロリアン(後ろ向き)の重低音!ここが特筆!ビヨンドディスクリプヨン!

 で、でも値段までヘビーでなくても!

 

 震災後の雰囲気で観ると、こうも印象が違う。震災後は国民が振り回され、思わぬ行動・考えに出たり悲観したり・・・と、自分も例外ではなかった。

 アナキンは母親の喪失から失うことへの恐れが加速し、ついには周囲がみな疑わしくなり目の前のことしか見えなくなる。<失わせる何者か>に対する怒りのため、その怒りを何かのせいにする。当然解消できず、破壊を繰り返す。

 ニュースは確かに嘘や中傷が多いが、気がつくとネット記事を読んでいる自分がいる。怒り・恐れ・葛藤が生じても、答えをそこに探すのはよそう。

 エピソード3では、生き残った人物はみな燃え尽きて疲れ切ってしまう。最終弾ながらあえてヒーロー賛歌とせず子供たちに未来を託すラスト描写は、今の日本人に勇気を与えてくれるものだ。

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