ブレよろ 70
2004年12月31日真田分院。
「キンキ?」
品川君は思わず鼻水を垂れた。
「そうですよ。キンキの患者です」
シロー先生は躍起となっていた。トシキ先生が霞むほどだ。
「キンキが診てる、この患者さん・・」
「呼吸器、ついてますよね」
品川君の目は輝いていた。
「外せるかもしれません」
トシキ先生が歩み出た。
「シロー。いきなりは外せないだろ」
「でも鎮静剤は幸い・・あまり効いてないようです」
完全に人工呼吸器に依存させるための鎮静剤の持続注入はされてはいたが、確かにあまり効いてないようだ。患者の自発呼吸はかなり多い。
「やっぱあいつらは、禁忌だよな」
トシキ先生は頷いた。
「基礎疾患は何だ?シロー」
「カルテを見ますと・・・心不全とあります」
「あいつらの診断だろ?」
「ええ」
「ホントなのか?確かめよう!」
「信用できないしね!」
徐々にタメ口傾向になってきたシロー。だがトシキ先生はそこが憎めなかった。
「キンキ?」
品川君は思わず鼻水を垂れた。
「そうですよ。キンキの患者です」
シロー先生は躍起となっていた。トシキ先生が霞むほどだ。
「キンキが診てる、この患者さん・・」
「呼吸器、ついてますよね」
品川君の目は輝いていた。
「外せるかもしれません」
トシキ先生が歩み出た。
「シロー。いきなりは外せないだろ」
「でも鎮静剤は幸い・・あまり効いてないようです」
完全に人工呼吸器に依存させるための鎮静剤の持続注入はされてはいたが、確かにあまり効いてないようだ。患者の自発呼吸はかなり多い。
「やっぱあいつらは、禁忌だよな」
トシキ先生は頷いた。
「基礎疾患は何だ?シロー」
「カルテを見ますと・・・心不全とあります」
「あいつらの診断だろ?」
「ええ」
「ホントなのか?確かめよう!」
「信用できないしね!」
徐々にタメ口傾向になってきたシロー。だがトシキ先生はそこが憎めなかった。
コメント