2NDLINE 30
2005年6月30日事務長は高速道路インターの前でハンドルをさばき、急ブレーキで停車した。
マフラーはドルンドルンと、やる気満々だ。
「ミチルさん・・・」
車にミチルと撮ったプリクラが貼ってある。
「オレは今までいろんな女と遊んできたが、どうやら間違いだったらしい・・・」
うしろで呼吸器が寝ている。
「2000年になったら、オレは変わる!リセットするぞ!」
ミラーで後ろを確認するが、車は見えない。彼は腕時計と車の時計を
交互に確認した。
「高速道路に乗って、多めに見積もって30分〜40分。高速を降りて5分」
腕時計では11時すぎ。
「ギリギリだな」
携帯が鳴った。
「もしもし?遅いぞ!」
後ろから2台の車がハイビームで迫ってきた。
『反転するのに手間取った。今から先導する』
レーサーの2人だ。
「料金所には金払ったから、先にそのまま突っ切ってくれ!」
『(2人同時)了解。高速に入る。スタンバイ』
ズドンズドンと2台がサイレンを鳴らし進入、続いて事務長の車が突入していった。
「♪タンゴノ・・わあああああ!」
顔が突っ張るスピードだ。
マフラーはドルンドルンと、やる気満々だ。
「ミチルさん・・・」
車にミチルと撮ったプリクラが貼ってある。
「オレは今までいろんな女と遊んできたが、どうやら間違いだったらしい・・・」
うしろで呼吸器が寝ている。
「2000年になったら、オレは変わる!リセットするぞ!」
ミラーで後ろを確認するが、車は見えない。彼は腕時計と車の時計を
交互に確認した。
「高速道路に乗って、多めに見積もって30分〜40分。高速を降りて5分」
腕時計では11時すぎ。
「ギリギリだな」
携帯が鳴った。
「もしもし?遅いぞ!」
後ろから2台の車がハイビームで迫ってきた。
『反転するのに手間取った。今から先導する』
レーサーの2人だ。
「料金所には金払ったから、先にそのまま突っ切ってくれ!」
『(2人同時)了解。高速に入る。スタンバイ』
ズドンズドンと2台がサイレンを鳴らし進入、続いて事務長の車が突入していった。
「♪タンゴノ・・わあああああ!」
顔が突っ張るスピードだ。
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