2NDLINE 38
2005年7月1日病棟。
田中事務員は、発射秒読みのように、カウントダウンを続けた。
「3・・・2・・・1・・・0!」
いっせいにアンビュー換気に切り替え、その間に2人がかりで呼吸器の迅速なチェック。
「ナンバー1は異状ない!ナンバー2も!」
順調に点検が進められていく。問題は最旧式の呼吸器だ。
「どうだ?シロー!」
トシキはシローに確認を促した。
「一応テストバッグはふくらみ良好だったので元に戻しました!」
「患者の呼吸状態は?」
「少しファイティング気味ですが・・・SpO2は99%。酸素のほうは問題ないです」
「二酸化炭素は、10分後の動脈血で確認だ。用意を!」
残るはその患者1人となった。
トシキはほっとため息をつき、イスに座り込んだ。
「ハヤブサ、外科医担当の部屋の呼吸器も問題ありません!」
ミチルが連絡を受け、伝えた。
トシキは汗をぬぐった。
「ありがとう。ミチルさん。最旧式のついた患者の二酸化炭素さえ問題なければ、みんな家に帰れる!」
おおおおーっ、と全員が拍手した。
田中事務員は、発射秒読みのように、カウントダウンを続けた。
「3・・・2・・・1・・・0!」
いっせいにアンビュー換気に切り替え、その間に2人がかりで呼吸器の迅速なチェック。
「ナンバー1は異状ない!ナンバー2も!」
順調に点検が進められていく。問題は最旧式の呼吸器だ。
「どうだ?シロー!」
トシキはシローに確認を促した。
「一応テストバッグはふくらみ良好だったので元に戻しました!」
「患者の呼吸状態は?」
「少しファイティング気味ですが・・・SpO2は99%。酸素のほうは問題ないです」
「二酸化炭素は、10分後の動脈血で確認だ。用意を!」
残るはその患者1人となった。
トシキはほっとため息をつき、イスに座り込んだ。
「ハヤブサ、外科医担当の部屋の呼吸器も問題ありません!」
ミチルが連絡を受け、伝えた。
トシキは汗をぬぐった。
「ありがとう。ミチルさん。最旧式のついた患者の二酸化炭素さえ問題なければ、みんな家に帰れる!」
おおおおーっ、と全員が拍手した。
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