2NDLINE 48
2005年7月1日シローは年始で閑散とした街中をゆっくり歩き、家に着いた。
「ただいま!おおっと・・大声出してしまった」
「シロー!よかった!無事で!」
ワイフが走ってきた。
「子供は?寝てる?」
「今、あやしてもらってて」
「お父さん?」
「ううん。初めてここへ訪ねて来た人で・・・ちょうど通りかかったからって」
「なんだって?新年早々・・」
シローは靴を脱いで、ゆっくり廊下へ上がった。
「・・・僕の知ってる人?」
「誰だと思う?驚くわよ」
ドアを開けると、LDKの部屋に2人の夫婦が座って子供をあやしていた。
「おおお!よしよし!」
男は背中を向けている。女性はミルクを与えている。
「あの・・・」
シローが声をかけると男は振り向いた。
「やあ!ひさしぶり!ちょうど通りかかってね」
「あっ・・・?」
開業医の松田夫婦がそこにいた。
「おひさし。シロー先生。ところでお願いしたいことが」
<フラッシュバック>ズドン!
「ただいま!おおっと・・大声出してしまった」
「シロー!よかった!無事で!」
ワイフが走ってきた。
「子供は?寝てる?」
「今、あやしてもらってて」
「お父さん?」
「ううん。初めてここへ訪ねて来た人で・・・ちょうど通りかかったからって」
「なんだって?新年早々・・」
シローは靴を脱いで、ゆっくり廊下へ上がった。
「・・・僕の知ってる人?」
「誰だと思う?驚くわよ」
ドアを開けると、LDKの部屋に2人の夫婦が座って子供をあやしていた。
「おおお!よしよし!」
男は背中を向けている。女性はミルクを与えている。
「あの・・・」
シローが声をかけると男は振り向いた。
「やあ!ひさしぶり!ちょうど通りかかってね」
「あっ・・・?」
開業医の松田夫婦がそこにいた。
「おひさし。シロー先生。ところでお願いしたいことが」
<フラッシュバック>ズドン!
コメント