年末当直は決まったか?総員、戦闘準備!
2005年12月10日 趣味各病院ではそろそろ年末体制が整ったところだろうか。おおよそ病院は12/30〜1/3は休み。救急指定なら臨時の受診はいつでも引き受けるのが建前。
年末の当直当番というのは特殊で、常勤がする場合もあるだろうが、むしろ常勤は休暇をとって他の臨時の先生に頼るところが多いと思う。臨時の先生も内科・外科に限らずという場合もある。1人であったり2人であったり。検査が待機制だったり各病院によってそれはいろいろ。
なので年末救急外来に受診するなら、こういった点に留意しておきたい。
・ これからすぐ診てくれるか → 病棟がけっこう大変で当直医が1人だと待たされることがある。
・ 何科の先生が担当か → 常勤がいるとは限らないので、病院の看板と一致しないかも。特に小児を受診させたいとき、骨折を診てもらいたいときなど。
・ レントゲンはすぐ撮れるのか → 特に骨折・転倒の場合。病院によって技師は呼び出し制。すぐ来るとは限らない。
・ 採血は結果がその日に出るか → もちろんその日に出るほうが好ましい。これも技師が呼び出し制だと、すぐ来るとは限らない。
・ 駐車場はあるか?
・ 混んでるか。座るとこはあるか? → 待ち時間長い上にこれなら余計調子を悪くしかねない。
・ 横になりたいがベッドはあるか → やたら点滴指示を出すドクターだとベッドが過剰に埋まることもある。
・ 小児でも点滴してくれるか? → 事情いろいろで、できないところもある。
あと注意点があるとすれば・・
・ 日頃飲んでいる薬があれば絶対に持っていく。病院同士の問い合わせは年末は特に不可能なことが多いから。
・ 受診前に熱を測定していくほうがスムーズ。
・ 結局別のところへ回されるなら紹介状を書いてもらおう。
経営者としては(年末はたいてい不在)、『なんでもええ診れますからどうぞどうぞ』患者をとりあえず病院内にゲットしたいという考え。しかし受診する側も少しはこういった<情報の癖>を備えておこう。
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