流動するメディアたち
2006年2月15日 コンピュータDVDが普及して10年くらいになる。ソフトの売り上げはダントツで客の満足度も高いと思うが、業界としてはそれだけでは満足いかないようだ。現にブルーレイ・HD-DVDの企画がすでに進んでいる。
そうか。それで気づいたことだが、このところ妙に低価格版ラッシュなわけだ。当然、次世代ディスクの価格(4000〜5000円台が有力)に基づいたものだろう。要するに手ごろな価格での同タイトルの次世代を用意して、同じ作品を2度買わせるやり方だ。
それと頭打ちというか最近むしろ低下気味のクオリティが気になる。国内盤の洋画の画質・音質はひどい。海外盤を見るとそれは明らかだ(雲泥の差)。価格的にみても(アメリカでは新作10-20ドルが当たり前)、日本のユーザーはなめられている。これなら日本橋で千円で買ったほうが・・いやいや。
冷めた意見ばかりで申し訳ないが、最近の作品は繰り返し鑑賞に耐える作品が減ったような気がする。それはCG多用(なんでもあり)によるリアリティの減退だろう。テロ以後の内向的な内容の増加(ファンタジー、リメイク、ホラー、ハッピーエンドなラブコメディ)も影響している。ヘアヌード(宮沢りえ!というか篠山キシン?)が以後の写真集をダメにしたような感覚かな。つまりは人間の妄想的で非日常的な想像力を減退させた。CGも同様のことが言える。
今はディスクへの無駄な出費を抑えつつ、もっぱらハイビジョンのテレビ放送・録画(HDD。たまにD-VHSへムーブ)のみで、高見の見物といきたい。って結局金使っているじゃないか?
とにかく増税増税のわが国だけでなく、生活に身近な銀行、生命保険、家電メーカーは不祥事にまみれながらも利益追求・生き残りで必死だ。彼らには賭けをする余裕(新しい発想・冒険)はなく、もう国民を操作(やらせ番組、誇大CM、税金制度)して搾り取ることしか残されていない。
なので財布のヒモは緩めずに。ホントに価値あるものに注ぎ込もう。生活水準を無理なく維持していく。それがホントのQOLだ。
女?女は金がかかるよな(実感)・・・。QOLを一時的には上げるが、予後的には落とす?
そういや4月から、整形開業医などでの(受診なしでの)リハビリのみ通院は(病院にとって)タダになるんだって。まあ確かに医者を通さずリハビリに通ってる人多いもんな・・・。
国の<開業医もぐら叩き>が始まった!
もっとも、これは勤務医と開業医の格差を縮めるためのものらしい。
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