HD DVD がついに発売されたが・・・!
2006年3月31日心臓超音波検査の所見で「HHD(高血圧性心臓病)」と書くところをつい「HDD(ハードディスク)」と間違えそうになる私とは、一体・・・。
いきなり電撃的に発売されたHD DVD。私の関心はもちろん映画ソフトだ。しかしやっとDVDでお気に入りソフトが揃ったというのに・・・。また買いなおせという、メーカーの思惑に違いない。
ハリウッド側は遊び心満載の特典を充実させるらしい(本編とコメンタリー同時再生?つまらん)が、肝心な本編が面白くなければオマケはただの頭痛である。興味もないバカ女に無駄金を払い続けるようなものだ。
DVDの初期だった10年前、ハードの故障が相次いだことが一部で知られている。画面がいきなり止まったりブロックノイズが発生、しかもディスクによっては再生できなかったり。電気屋(大手)に持っていっても「ハードでなくソフトの問題では?」とか「どの場面でそうなるんですか?でないと分からない」とか店員の対応は素人レベル。そうなのだ。こういう機械は電気店の店員では全くのお手上げなのだ。結局泣き寝入りとなった。
今回の東芝の発売にはかなり焦りがみられており、初期不良による回収の可能性も考慮しておく必要がある。しかし現在の発売予定ソフトが「バイオハザード(画質の出来は今ひとつらしい)」「ネバーランド」「リディック」では話にならん・・・。
何が言いたいかというと、こうやって見切り発進的に発売されたものには気をつけろ、ということ。通信販売とか、訪問販売とかにもあるだろ?病院の新薬もそうだ。メーカーや訪問員の魔術のような説得に洗脳され、衝動的に沸く購買意欲。人間の狩の本能が試されるのだ。
先日の家の話題もしかりだ。モデルルームに夫婦で訪れ・・
「いい感じだな。かあさん、もうここに決めようや。すみません。任せます!」
ちょっと待て!もうちょっと考えんか!
ああそれと、国家試験の合格発表で浮かれ気分の君も気をつけろ。
(ローテ医局の自己紹介にて)
「頭はよくないですが、スポーツがとりえです。体力には自信がありますので、何でもおっしゃってください!」
ちょっと待て!こんな自己紹介はやめとけ。あとが大変だった(経験者)。最初からエンジンかかりすぎると、それこそ<初期不良>になるので気をつけよう。
僕ら1人1人も孤独なハードディスクなのだ。食事、仕事というソフトを処理していく。だがハードの容量には限界がある。なので自分の今の<空き容量>を把握できる=自分の限界を見極めれるかどうかが重要だ。それを把握してないと倒れたり、立ち直れなくなったりする。そしてどんなに忙しくとも<空き容量>を残せるヤツでいてほしい。
「おい学生。教授の横の席が空いてるから、そこ座れ」
「ガーガーガー!ただいまフリーズ中!」
「では再起動しますので、留年してください」
デジタル技術、ケータイサービス進化など利便化が進められているが、それはあくまでも<大衆からいかにしてマネーをとりやすくできるか>という目的で進められていることを忘れてはいけない。
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