かつて、実際に病院前のスーパーで、食事指導が行われたことがあった。院内の<栄養指導>が説教部屋のような閉鎖された雰囲気を持っているという意見が始まりだった。特に独身男性の場合、教育の内容と実際の買い物のギャップに悩むという意見が多かった。しかも食生活なんていきなり変えることなど不可能だ。

 そこで栄養士が事務員とともに、1群を率いてスーパー、コンビニ内をゲリラ的に回った。まず患者がいつも何を買ってるかを観察。そのうち「これとこれを減らしましょう」と栄養士が品物を戻す。患者も納得していった。店員には白い目で見られたこともあった。

 この栄養指導は長期間続いたが、病院事務側から「職員の労力の割にコスト(利益)上がらず」という理由で一時的なものに終わってしまった。

 <栄養指導は楽しい 実践する価値がある>

 後ろの句には賛成だ。

 

 

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