脱線 新地で久しぶりに飲む (二日酔い)
2006年8月30日 読書 コメント (2)新地に久しぶりに医者仲間と出かけ、いろいろ聞いてきた。最近の傾向としては・・
○ ローテを終えて大学の呪縛から離れる医者は、都会派志向が圧倒的に多い。都会がいいからという理由もあろうが、実は彼らの故郷の大部分が実際都会であること(教育が充実→医学部受験)。
○ 2011年の療養病棟廃止に向けて、あちこちの病院が縮小に追い込まれている。ナースの転職は特に注意すべし。
○ 製薬会社は今後も合併を続け、最終的には2-3社になると言われている。
○ 一般内科の給与が徐々に下がってきている。
○ 大阪の開業医は3つに1つが失敗している。
○ 開業は駅前でなく団地の真っ只中がよい。
○ 結局のところ認定医・専門医・博士号の取得の効果発揮は、今の日本ではほとんど生かせない。
○ ゴミ収集車が<大阪市>など公的なものでない場合は、分別がズサンなため断られた証拠(病院の評価の1つ)。
○ SASでCPAPを導入して、長期継続している患者はごくまれ。余計眠れなくなるからだという。今後の課題。
○ 30代でマイホームを建て始めることが多いが、その場合三井ホーム>へーベルハウスが多い。震災での丈夫さを重視。
○ <警察病院>はヤー公組長らにとってむしろ治安の良い病院(隠れてるのがバれても襲われる心配↓)。
○ <クラッシャー>というあだ名の医者が存在する。人間関係などを引っ掻き回して病院構造を破壊するのだという(意図的なのかどうかは不明)。
○ 病院事務長は中年以上スタッフの履歴書を見る際、これまで<どこに勤めていたか>よりも<何年周期で転々としているか>に注意を置くという(次を予測)。
○ 病院受付嬢の面接は<顔>重視。《病院の顔だから》との事務長コメント。事実。
○ 「ガラの悪い患者を多く抱える病院は、それだけ弱み(借金とか)を持たれている病院である。つまり経営が不安定」。絶対的とは言えないが、名言。
○ 救急隊の<質>には地域差がある。ここでは書けないが、嘘つきと言われても仕方がない部署もある(たとえば<めまい>と称してアル中を運んできたり)。
○ 日本橋で出回っている<パイレーツオブカリビアン2>海賊盤DVDは画面前に<人影>が多数映っていて鑑賞に堪えられない。
○ 「透析のバイト」が一番楽(という意見は実際多い)。管理が技師任せになっているから。
○ あの「舞鶴市民病院」が近く<復活>するとの噂。ただし以前のイケイケ病院とは異なるようだ。療養病棟で開始するが、療養病棟自体が2011年にタイムリミットを迎える。一般病棟で生き残るとすれば市民への負担は相当なものになる。
○ 失礼なMRへの苦情は、支店長への報告ではそこ止まりで、ウチワでのもみ消しが多い。上の人間のに解決望むなら取締役まで報告する必要あり(何もそこまでせんでも・・)。
○ 子供がいて学校に入れるとして、勉強させるなら今の公立は<絶望的>。やはり私立が理想(今では中1の時点で、既にかなりの差がついているのが現実)。
○ 大阪の景気は間違いなく悪化している。世論が言ってる持ち直し論は、単なる数字の操作のせい。診察料への苦情なども以前より多くなってきた。
○ 開業医などの経営者の立場になると、みな月30-40万限度で以下を<経費>名目で落とすことができる→ガソリン、高速代、タクシー代、本、コンビニ代、贈答品、飲み会など。そのため領収書を丹念に集めている。
○ 東北ではフィリピン系出身などの外人医療関係者が、多数流入し従事している。
思い出したら適宜追加します。
コメント
>「透析のバイト」が一番楽(という意見は実際多い)。
>管理が技士任せになっているから。
確かに!!わたし実感しています(>_