サンダル木曜日の名場面。



「そうか。まず相手を認めて、そこから指摘していくんだな?」

IT’S TRUE 〜 BUT の構文だな。 』

 相手を叱りつける時、自分に抑えがきかないのも確かに困る(緊急時は別)。周囲の雰囲気まで乱すし、何よりも相手のやる気まで失わせることもあるからだ。

 医者にしろ学校の生徒にしろ、以前はこういった物議自体がなかった。今は周囲が過保護すぎてロクでもない若者が増えたが、ある程度時代の流れも読まないといけない。

 実際、どういう怒り方が理想なのだろうか・・・。

○ いい例(あくまで理想)

(手技を見かねて)「うん、よくなってきたね。ま、もうちょっとかな。じゃ、代わって」
(会議中で異議あり)「なるほどね。そういう意見もあるね。でもこういう考え方もあるんじゃないかな」
(診療中、見かねて)「先生がそう言う気持ち、分かるよ。でもね、こういう考え方はどうかな」
(辞職希望依頼中)「辞めたい気持ちは分かるよ。無理もない。けど、よく考えてみようよ」
(飲み会を断られた)「お酒、嫌いなんだね。嫌いな人はいるよ。でも公の場なんだし、ちょっとくらい」
(サボる態度を注意したい)「最近あまり見ないよね。そういう時期もあるけど、頑張ろうよ」

○ 悪い例(従来、多かった例)

(手技を見かねて)「こら!何やっとんじゃボケ!もうええ。代われ!」
(会議中で異議あり)「アホウ!何ボケたこと言うてんねん!」
(診療中、見かねて)「違うやろ!俺、教えただろ!」
(辞職希望依頼中)「ほお、自分だけ辞めるんか?」
(飲み会を断られた)「アカン。来い!絶対!」
(サボる態度を注意したい)「コラア!さっさと仕事せんかあ仕事を!」

 いずれにしても、怒られているうちが<花>だという。つまり、何も言われなくなったときが本当に怖いのだ。

○ その一例

(手技を見かねて)「も、いいですから。代わって」
(会議中で異議あり)「はあ・・・」
(診療中、見かねて)「ははは・・・ダメやね」
(辞職希望依頼中)「辞めて・・それで?」
(飲み会を断られた)「あ、別に来なくていいよ」
(サボる態度を注意したい)「あ、来てましたか」

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