縁起の悪い話で申し訳ないが、これからは<最後は自宅で迎える>ために向けての医療が進められてくる。リベラルな思想から、というものではない。もちろん背景には、(長期)入院したくてもできない状況が、今後やってくることが理由にある。

 療養病棟が廃止されて一般病棟になるので(2011年)、急性期発症であくまでも短期間の入院以外の採算は、もう取れなくなる。すると現在のように療養病棟で多数の長期管理している(されている?)患者は、ともすると行き場を失う。

 国はこの現実を見据え、早速往診診療の点数を上げてきた。特に診療報酬減でブーイングだった開業医は、いかにして外来→往診診療にメインをシフトすべきか、選択を迫られている(国は分かってやってます)。これから開業する医者は、これを念頭に置くこと。

 だからといって良いアドバイスができるわけではないが、マスコミと同じタイミングで情報を仕入れるよりはマシだろう(辛口)。

※ 病院によっては往診に、ポータブルの心電図・レントゲン・超音波など持ち込み可能なところもある。

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