「開業医ってええなあ」とつい口走ったのがあちこち噂を呼び、訂正にすごく時間がかかったことを覚えている。
そのときの反響。
一般的にも当てはまるリアクションだと思う。
● 院長より
「あんねえ。先生。開業は今はあまりもうからんよ。銀行もそう金は貸してくれへんし。うちにおりいな!」
※ それは5年くらい前の話で、今は銀行はむしろ積極的。1千5百万くらいまでは何とかなることが多いという。
● 一部ナース
「先生。よろしければ場所など詳細を。ただし内密で」
※ 要するに、病院を辞めて楽に転職したい輩が多いのである。彼らは群れでやってくる!
● 業者(卸やMRなど)
「先生。すべて私たちがサポートいたします!金銭面もお任せください!で、いつごろに・・・?」
※ 彼らが大前提で勧めてくるのが電子カルテ。かなりの利益になるためだ(要注意)。
病院経営者は別として、このようにハイエナどもが群がってくる。その顔はすべて共通してハートマーク(目を見開き、気がありそうな顔)である。
病院というのはけっこう狭い世界で、つい出た一言が大騒動にまで発展する。それこそ「口は災いのもと」なのである。口数の多い人は特に気をつけよう。
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