現代版など足元にも及ばない「日本沈没」のオリジナル版が、先日放送された。途中<地震テロップ>が偶然流れてさらに度肝を抜かれたが、一番驚いたのは<あの人>が登場していたことである。

 竹内均(ひとし)。恥ずかしながら、亡くなっていたとは知らなかった。忙しくて情報が耳に入ってなかったと思う(2004年4月)。いやマジで。

 その独特な顔、喋り方ですぐに分かった。この人は・・そう、高校の物理の授業を中心としたテレビ放送で、強烈な印象を残していた。

 高校講座などの教育番組なんてそもそも面白くないと決めがちだが、この人の放送(授業?)は違っていた。

 まず内容が(予習なしでも)分かりやすく、苦手意識を植え付けがちなこの<物理学>を身近で興味ある存在へと持っていった。しかも所々にユーモアを交えて笑わせ、と思ったら自然現象の解説で感動させ決して飽きさせることがないのだ。当時の僕らにとって、<Z会>と対局をなしていたように思う(これは言い過ぎ)。

 親しみやすかった雑誌、<NEWTON>の初期編集長であったことも納得できる。

 で、映画に戻るが・・なんと数分間、地震のメカニズムを従来と同じテンションで、堂々と演説していた!もちろん博士役!

 最近、関東地方の地震テロップが多くなってきたような気がする。でも国のマンション事情(今のうちに銀行の協力通じて売りさばく考えだ)を考えると、とても防災に真剣だとは思えない。

 街の中で立ち止まる。

 もし大地震が起こったとして、国の対応がかなりお粗末だとして・・そこから1度シミュレーションしておく(病院での対策、家での自給自足などについて)ことも重要だと思った。

 

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