ダルざかりの君たちへ

　タイトルに、特に意味なし。

　では、いじめに関して話する前に大事なことを話しておこう。僕の話すことは真実だが、言葉で話すと（特に女性に）嫌われる。なので、お互い内緒話ということで。退屈な人はパスしていい。

　正直、次元の低い話だが一番身近で大事だと思うんだけどなあ・・・。

　病院だけではないと思うが、初対面でまず評価されてるのは「相手が果たして自分より強いかどうか」ということ。いやそりゃもちろん、＜美人かどうか＞＜金持ちそうか＞とかいろいろあるがそれらは二の次。修飾語的意味。

　なぜこういう評価をするかというと、人間の本能として基本的なものだからだ。例えば新入りが入って、その新入りが自分の基盤を脅かすかどうかが最初の関心事だ。

　だが病院の場合も、役職関係で上下関係は位置付けられてる。その関係は逆にはならないが、各部署の長はそれぞれプライドをかけて見えない防衛線をはっている。ただし医療関係者のこのプライドこそ、並々ならぬものがある。

　長（ちょう）同士はまあいいとして、その部署の中の人間たち。1-2人だったらいいがそれ以上になるとまた人間の本能が動き出す。警戒心から小さいグループがいくつもでき、お互いを探り合う。最近では、男も女も同じのようだ。

　このような強固なピラミッドの各部屋で流動しながら組織というものは安定し続ける。下から上へ行くほど強制力は強くなり、上から下へ行くほど忍耐力は強くなる。上にとって下は＜文句を言ってはならない存在＞で、下にとって上は＜無理解な存在＞である。一見、非道徳的だが、これらこそがそのピラミッドを安定させている。

　ところが、たまにそのピラミッドの中で＜突然変異＞が生じることがある。その突然変異による影響は大きく、修復には莫大な犠牲が必要となる。ときには病院の崩壊のキッカケすら作る。

　この突然変異を起こすのは・・たいてい医師が多い。いやナースや事務員もありうるがスケールがまだ小さい（むしろすぐ転職してしまう）。

　これから挙げていく症例（ピラミッドを崩しかけた症例）を参考にして頂きたい。

?　問題ナースをかばった医師の一例
?　特定医師を攻撃した古参ナースの一例
?　スタッフを甘やかした開業医の一例

　3話構成。いじめは??に含む。

　多少気が重いが、載せてみる。

　うまく描けるか、本当に心配だ。（←ちょっと伊関さんチック）

　正直、厳しい（蛇足）。