思えば3年半前にブログを始めた時、医学界のニュースはここまで暗くなかったと思う。一部の最先端治療以外、明るいニュースが全くない。国民が感じているのは将来の先端医療への期待感ではなく、今かかってる病院が近い将来どうなるのか?という不安感である。

 株価にまで影響しそうなこの不安感は、9.11の頃から目立つようになった<集団心理>。しかしこの集団心理は巧妙に操られているのは明らかで、テレビなどで流される情報は既にフィルターを通って・・すでに消化され味付け料理、つまり商品化された情報だと思う。

 だからといって情報を信じるなとか真実を暴けとかいうわけではなく、<どうして今こういう情報が流れるのか><ところであのニュースはどうなったのか(隠されたのか)><誰かの都合に悪いのか>などと考える習慣が必要だと思う。

 長編を編集しながら、何度も溜息をついた。いくら創作場面を作っても、今の世間の嫌な出来事と重なってしまう。エンターテイメントは難しい。ハリウッドが日本アニメに走るわけだ。

 ・・・でももう、時間切れだ。

 8月末に、公開。舞台は奈良、2001年8月。あの悪夢(9.11)の前夜にあたる(それとない裏情報も入れてます)。実際に自分が奈良で経験した僻地医療を大幅に脚色したもの。

 この<ES-MEN>はどういう奴らのことなのか。僻地の人間の実態は・・・どんな駆け引きが必要だったか・・・。いかに大人が薄情で無責任で残酷か。トレーラー、ヘリの急襲を受けながらも、話は淡々と進む。

 これとあと2作で完結。

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