■ 頸動脈狭窄症 

・ 頸動脈エコーで50%以上の狭窄があると脳卒中の発症率が上昇し、臨床的に問題となる(高齢者の3-8%)。狭窄の程度と脳卒中のリスクは相関する。また狭窄がある場合、同様に心筋梗塞のリスクが高くなり、ひいては心血管死のリスクが高くなる。CHS=Cardiovascular Health Studyによれば頸動脈の最大IMTが大きいほど心筋梗塞と脳卒中の発症率が高くなる。

・ また狭窄度のほかに輝度も重要で、これが低いと豊富な脂質それに不安定プラーク(破れ易い血栓)の存在を示唆する。実際、低輝度ほど脳卒中リスクが高い。

・ 診断されれば、生活指導(禁煙・節酒)、危険因子の加療を開始するとともに、高度狭窄ではバファリンなどの抗血小板薬やスタチン(プラーク退縮目的)を開始、適用によりCEA(頸動脈内膜剥離術)あるいはCAS(ステント留置術)を薦めることになる。

■ 血液検査伝票(以下、項目別)

≪ CBC=末梢血(まっしょうけつ)=末血(まっけつ)=血算(けっさん) ≫

□ WBC(白血球=ワイセ=白) 

 ↑・・9000以上は増加とみる。感染症で増加すること多い。あと脱水でも。それと急性心筋梗塞の急性期でも。増加していたら血液像も確認して、特にどれが増えているか見る。激しい感染症では左方移動(stabが増加)(ただし重症肺炎、ウイルス感染などでむしろ白血球減少する例あり)。ステロイドの副作用で増加する場合は好中球が増加し、好酸球は減る。好酸球はステロイドが効いたかどうかの指標に。

 ↓・・4000-5000を切ると減少とみる。パナルジン・ガスターなど薬剤の副作用を除外。特にパナルジンでは好中球が減少。極度の減少は感染を招くので入院、適宜G-CSF投与を行う(好中球数1500以下が適応)。

□ RBC(赤血球=赤) 

 ↑・・多血症を疑うが、果たして病的なものかどうか本を開いて鑑別。

 ↓・・貧血。再検するとしてタイプは?反射的にヘモグロビン、ヘマトクリット値に目をうつす。

□ Hb=ヘモグロビン=ヘモ=ハーベー

 ↑・・多血症か脱水の反映か。はたまた溶血か。溶血なら採取時のものか、病気のほうか。

 ↓・・貧血。MCVをみて小球性か正球性かなどの鑑別を(この2つの頻度が圧倒的)。前者は鉄欠乏貧血、後者は出血や腎性貧血、リウマチに注意。貧血の詳しい検査としてFe、UIBC(またはTIBC)、フェリチンを電話で追加。

□ Hct=ヘマトクリット=ヘマト 

 ↑・・脱水の反映か。
 ↓・・貧血。透析患者ではEPO製剤投与の指標としてよく使用される。胸水の検体で、血性かどうかの鑑別で測定することあり。

□ Plt(血小板=プレート) 

 ↑・・出血→貧血(Hb低下)に伴う反応性のものか。80万以上ならET(血小板増多症)か。

 ↓・・採取時の検体ほったらかしでの凝固によるものか。DICによるのか肝硬変か。劇症肝炎ではないだろか。いずれにしても再検。できれば動脈血で。DICらしければPT、APTT、AT?、Fbg(フィブリノゲン)、FDP、D-dimerを新たに至急採血。ITPを疑う場合もあるがPA-IgGは保険適応外なので配慮を。

≪ 生化学=生化学検査=生化 ≫

□ TP(トータルプロテイン=総蛋白) 
 ↑・・異常な増加は多発性骨髄腫の除外が必要→IgG、尿中M蛋白などを。
 ↓・・低アルブミンの反映か。

□ Alb(アルブミン) 
 ↓・・3.0を切ると低蛋白で、水分が血管から逃げやすくなり、胸水・腹水・浮腫ができる。じょくそうが治りにくい。ネフローゼではない?尿蛋白陽性なら1日尿蛋白を3日間。

□ T-Bil (総ビリルビン) ・・ 3.0を越えると黄疸→患者の顔・体黄色いはず。間接・直接ビリルビン鑑別。

□ AST=GOT ・・ ↑ ・・ 溶血か、肝障害か心筋梗塞急性期などで。肝硬変ではむしろ正常化に注意。

□ ALT=GPT ・・ ↑ ・・ 肝障害などで。インターフェロン治療開始・効果判定の指標になる。肝硬変ではむしろ正常化に注意。
※ この2つがトランスアミナーゼ=トランス。IVH管理では
200IU/Lまでは上昇することがあり、許容範囲とすることも。

□ ALP=アルカリフォスファターゼ=アルフォス 
 ↑・・高ければアイソザイム提出。肝障害か骨由来か胆道系炎症か。持続的上昇は肝細胞癌に注意。小児では骨の発達でむしろ高いのが普通。

□ r-GTP=ガンマ 
 ↑ ・・ 肝機能でこれだけ高いのなら酒の飲みすぎか食べすぎであること多い。肝障害、胆道系炎症でも上昇。

□ LDH 
 ↑ ・・ これ1つの上昇では何も診断できない。幅広い疾患で上昇、アイソザイムを提出。溶血、血液疾患、心筋梗塞急性期などで。悪性腫瘍、肺線維症などの活動性を反映。

□ CPK 
 ↑・・筋肉の炎症・破壊が由来。主に骨格筋由来か心筋由来かの鑑別のために、アイソザイムを提出。前者なら筋肉注射後、激しい運動後、筋炎、筋の障害、スタチン副作用、横紋筋融解、後者なら心筋梗塞、心筋炎、心マッサージ後など。

□ AMY=アミラーゼ=アミ 
 ↑・・膵臓あるいは唾液腺由来。高ければアイソザイムで鑑別。膵臓タイプは膵炎・膵癌・合流異常などで上昇、唾液腺タイプは流行性耳下腺炎などで上昇。ただしその場合は合併症の膵炎でアミラーゼ上昇かもしれず。膵炎では血中から早期に消えてしまうのでリパーゼも調べる。膵炎の重症度を反映しない。

□ ChE(コリンエステラーゼ)
 ↑・・栄養過多であること多い。太りすぎか?
 ↓・・栄養不良を示す。この場合Alb、T-Cholも下がってないか確認を。

□ T-Chol=TC (総コレステロール=総コレ)
 ↑・・過食やネフローゼ、甲状腺機能低下で。たまに家族性。正常は220mg/dl以下だが施設ごとの基準値を参照。
 ↓・・肝硬変や重症長期病変で栄養状態が悪化。薬の効きすぎ。

□ TG (中性脂肪=トリグリセライド=トリグリ) 
 ↑・・つまり高中性脂肪。酒の飲みすぎか食べすぎか。たまに家族性。
 ↓・・栄養不良か薬の効きすぎか。

□ LDL-C(悪玉コレステロール) 
 ↑・・動脈硬化の危険因子あり、とみなす。高脂血症の項目で一番重要。高ければ内服で下げる必要あり。

□ HDL-C(善玉コレステロール)
 ↓・・動脈硬化の危険因子あり。

□ BUN=バン 
 ↑・・腎機能悪化。脱水、出血、(高カロリー輸液の)アミノ酸減らす必要あり。

□ Cr 
 ↑・・腎機能悪化。薬剤性(ARB、ACEI、ガンマグロブリン製剤、抗生剤特にカルバペネム、バンコマイシン・ハベカシンなど)ではないか。ほか医原性のものではないか。あるいは貧血・心不全などから起因する循環不全→腎前性腎不全ではないか、というところから疑っていく。

□ UA(尿酸) 
 ↑・・8以上は積極的治療の適応。上昇は痛風と尿酸結石を促す。酒・肉が多すぎ、腎不全に伴うもの、悪性腫瘍によるものなど。

□ Na/K/Cl ・・ ナトリウム+カリウム+クロール=ナトカリクロール。つまり電解質。

・ ナトリウム 
 ↑・・脱水
 ↓・・SIADH、心不全、ナトリウム不足→鑑別のために心不全の除外のための検査、血清浸透圧・尿中浸透圧、尿中電解質を提出。ADHはSIADHでも正常のことありあまり意味無し。ナトリウム110まで下がれば急変の可能性が出てくる。意識障害・痙攣・呼吸停止の可能性を説明。

・ カリウム=カリ 
 ↑・・単に検体の溶血か。腎不全か。脈は減ってないか確認。ACE、ARB、アルダクトン投与によるものかも。
 ↓・・利尿しすぎ。点滴にカリウム不足。インスリンで血糖下げすぎた反映。ジギタリス中毒起こしやすい。

□ BS(血糖) 
 ↑ ・・ まさか点滴側からの採血とか?を除外。ホントに高い→内服またはインスリンで下げる必要あり(IVH管理ならスライディングスケールの指示)。持続点滴見直し変更。不摂生、内服コンプライアンス悪い、膵臓病変、炎症性疾患による耐糖能障害の現われとか。

□ カンジダ抗原 
 ↑ ・・ 真菌感染症のため。疑陽性例あり。高ければ翌日β-Dグルカン測定。

□ CRP(炎症反応) 
 ↑ ・・ 炎症。しかし炎症を敏感に反映するのは熱>白血球>CRP>>ESR。大まかには1日遅れて上昇、ESRは1週間遅れる。

≪ 外注検査 ≫
 病院内でやるには手間(機器のコスト)がかかるので、外部委託して測定してもらう。結果が戻るのは遅くなる。

□ AT-?=アンチトロンビン? ・・ 凝固制御因子の1つ。トロンビンに結合し中和し凝固・血栓を抑制。DICでは当然活性は低下する。肝臓で産生されるので肝不全などでも影響を受ける。なお中和して出来たもの(TAT=thrombin-AT?complex=タット)はDICや血栓傾向の反映といえる。DICでAT?の活性が低下している場合はAT-?製剤の適応となる(その際へパリン投与下が条件)。

□ β-Dグルカン ・・ 真菌感染症のより確実な検査。月2回を越えると保険上キツイ。

□ BNP ・・ 慢性心不全の病態把握のため行う。高ければ画像検査で前回と比較する。スクリーニング目的で多数に行うと、まとめて削られる可能性あり。肺炎など心疾患以外でも頻脈の影響で上がってしまうので、そういうときの測定は無意味。なおアクトス投与による上昇例あり。

□ HbA1c=エーワンシー ・・ 糖尿病のここ1−2ヶ月推移を表す、いわば通知表。ふつうは毎月1回測定。10%を越えると網膜病変の合併頻度が増す。貧血で低下してるかも?

□ KL-6 ・・ 肺線維症の活動性を表す。SP-D、SP-Aも表すが保険上はどれか1つ。

□ EPO=エポ ・・ 造血因子で腎臓から出る。腎性貧血では増加するが、正常の例もある。

□ FDP ・・ 血管内で産生されたフィブリン産物を反映。つまり凝固系をほぼ反映(フィブリノゲンの分解産物つまり副産物までも測定するので)。このうち安定化フィブリンに線溶系が作用して分解されたプラスミンの反映がD-dimerで、こちらのほうが凝固をいっそう反映することになる。注意すべきはこれら2つはDICの重症度を反映しない。しかもDICの存在を必ずしも示すものでもない(むしろ血栓症などの経時的変化で役立つ)。

□ RAST ・・ アレルギーの具体的な抗原検査。抗原が13-15項目セットになっているが、別にランダムに数個選んでもかまわない。抗原(食べ物や花粉など)はすべてで150種類もある。絶対的な検査ではない。料金が高すぎ。

□ RIST=IgE定量 ・・ アレルギーで増加。

□ IRI ・・ インスリン濃度。肥満で空腹時のこれが高ければ、インスリン抵抗性ありと印象づけられ内服選択の参考になる。

□ AFP=アルフェト ・・ 肝細胞癌で上昇。肝障害があれば1回は測るのは人情。
 
□ CEA ・・ 腺癌腫瘍マーカー。喫煙でも上昇。

□ CA19-9 ・・ これも腺癌腫瘍マーカー。

□ PSA ・・ 前立腺癌マーカー。前立腺肥大でも上昇。上昇があれば、その後の運びは責任をもって。

□ シフラ ・・ 肺扁平上皮癌で増加。少しの上昇でも異常。

□ PRO-GRP ・・ 肺小細胞癌で増加。

□ PT ・・ DIC疑い・評価のとき(かなり重症のDICを意味する。つまりDICで異常示すならかなり重症。軽症DICでは増加しないので注意)、肝硬変、劇症肝炎で測定。ワーファリンの指標として測定(トロンボテストでも可だが、本来なら指標の基準があるPT-INRを優先すべき)。

※ 肺癌のスクリーニングは最近ではCEA+シフラ+PRO-GRPで行う傾向。
※ 膵臓癌、胃癌、大腸癌、胆道系癌のスクリーニングはCEA+CA19-9でまず行われること多い。
※ 疑っての測定しすぎ、はせいぜい指導を受けるだけだが、心の片隅で疑ったのをまあいいかと放置、で済ますのはもってのほか。 

目の移し方の1例。

・ まず白血球→CRP→上がっていれば血液像を確認。

・ ヘモグロビン→低ければ→検体の溶血を疑い→AST、LDH、Kを確認→高ければ再検査。なおヘモグロビン低下(バイタルは無事か?)時に血小板増加→反応性と考え便潜血などで消化管精査、血小板減少→血液像確認。薬剤副作用疑う、マルク検討。

・ TP異常に高ければミエローマ疑いホントに疑わしければ電気泳動など、教科書見て提出。

・ Albみて<3なら、栄養不足かこちらが足してないだけか。ネフローゼないか。じょくそう治りにくい。レントゲンで胸水ないか。ついでにやはりT-Chol、TG、ChEも下がっているのか。

・ AST・ALTをセット、ALP・r-GTPをセットで見る。以前と比べてどうか。前2者対後2者、どっちの上昇が顕著か。後者優勢なら胆道系炎症か。なお胆道系炎症がおさまるときは後2者が遅れて下がってくること多い。

・ AMY上昇→膵炎の証拠がほかにあるか。炎症所見なしでこれだけ高いならやはり気になるので腹部エコー・CTを。合流異常かもしれないが。リパーゼ・腫瘍マーカー(1月につき3項目までで、同一項目は3ヶ月に1回間隔なら許されるとされている)追加は主治医しだい。

・ BUN/Cr、上昇ならどっちが優勢か。BUN上昇顕著なら脱水・出血か、IVHならメニュー見直し→ヘモグロビン見直し。両方同様な上がりなら腎臓か→尿出ているか。最近造影剤使ったかところでカリウム上がってないか→再検でやはり高ければモニター装着。

・ もう一度、伝票を素直に、順番にみていく。

※ 数項目を連動させて見て、自分なりの流れを作る。

□ 血管径 ・・ 血管の断面で、一番長いところ(長径)と、それに直行する径(短径)。

□ 血管抵抗=末梢血管抵抗 ・・ 心臓から血液を受け取る多くの血管の弾力の総合。(動脈硬化などで弾力が弱ると)血管の壁の抵抗が高くなり、そこに当たる血液の圧力は高い、つまり(収縮期)血圧は高くなる。よって末梢血管抵抗は心拍出量とともに、血圧を決定する因子の1つである。

□ 結果待ち ・・ 検査結果(採血・画像)などの。
 

□ 血球貪食症候群=hemophagocytic syndrome=HPS ・・ まれな疾患で、小児に報告例が多い。感染・腫瘍・膠原病(とくにSLE・成人Still病)などにより活性化されたマクロファージが血球・血小板などの血液構成成分を貪食、サイトカインと相互作用してあちこちの臓器障害をきたす。

http://www.f-teisinhp.japanpost.jp/HOMEPAGE/profile/profile/ProfileNo.30.pdf診断基準など。

※ 原発性のものもあり乳児発症で家族性(劣性遺伝)。
※ 成人では半数が悪性リンパ腫によるもので、特別にLAHS=lymphoma-associated hemophagocytic syndromeとよばれる。また1/3がウイルスによるもので、これも特別にVAHS=virus-associated hemophagocytic syndromeとよばれている(小児ではEB、成人ではEB、CMVが最多)。

 実際の診断は骨髄標本の採取から開始して、リンパ球の単クローン性増殖を証明して、組織型に応じた治療を検討。

 治療の基本は
・ ステロイド・免疫抑制剤→高サイトカイン血症に対して
・ 輸血・造血剤→各種血球減少に対して
・ 抗生剤→感染に対して
・ VP-16→症状悪化の場合(安易な使用は二次性白血病を招く)
                    
□ 血胸 ・・ 外傷などで肺の外の「胸腔」に血液がたまって肺が圧迫された状態。空気もいっしょにたまると「血気胸」。

□ 血小板 ・・ 血を止める働き。正常値は各検査法で異なるが、大まかには15-30万/μL。1-2万を切ると出血傾向は必発で、40万を越えると血小板増加症とよばれる。なお血小板の増加は出血によるヘモグロビン低下への反応性の変化かもしれない。

□ (多発性)結節影 ・・ <結節>とはふつう8ミリ以上のサイズをさす。これが2個以上あれば<多発性結節影>と呼ぶ。引き続き空洞化・石灰化の有無をみる。なお<結節影>より小さいのは<粒状影>。
 多発性結節影を呈する疾患
・ 転移性肺腫瘍(最多)・・両側が多い。
   粟粒パターン→甲状腺癌・肺癌など 
   大結節→腎癌・睾丸腫瘍・肉腫など
   石灰化もあり→卵巣癌・乳癌・睾丸腫瘍・骨肉腫・軟骨肉腫
・ 肺胞上皮癌 ・・ 多すぎる痰の細胞診で確定。
・ 悪性リンパ腫 ・・ 肺門・縦隔リンパ節腫脹もあるはず。
・ ハマルトーマ ・・ 単発でなく多発性のこともあり。
・ 肺結核 ・・ S1,2,6に好発。
・ 非定型抗酸菌 ・・ 中葉・舌区に好発。
・ 細菌性肺炎 ・・ ブ菌の血行性肺炎による場合。
・ アスペルギルス ・・ 空洞を伴う。
・ 肺動静脈ろう ・・ 球状で分葉、辺縁明瞭で内部均一。
・ 塵肺
・ アミロイド−シス
・ 日和見感染 ・・ 免疫抑制患者の場合、あらゆる細菌・真菌で多発結節影を呈する可能性がある。

□ 血栓溶解剤 ・・ 心筋梗塞などに使用される、血栓を溶かして血管の閉塞を解除するための薬。あくまでもそこまでの作用で、動脈硬化による狭窄には当然作用しない。

□ 研修医=ノイヘイレン=ノイヘ ・・ 大学病院・教育病院では最下層の人種。しゃあない。しかし医者は誰もが経験する。ただし厚生省とか官僚?になる奴は別。

□ 献血車のバイト ・・ 血圧測定のポチッとな!のみがドクターの仕事。割安(1-2万)で拘束時間も長く(朝〜昼食自前〜夕方遅く)、当然研修医に回ってくる。

□ 研修日=バイト日 ・・ ドクターの場合、どっかへ研修に行くという意味ではなく、臨時バイト日など名目の週1回平日休み。もちろんバイトをしようが休もうが個人の自由。民間病院では当たり前にある。常勤先の院長にとってはデキモノでしかない。

□ 『検討しておきます』 ・・ 学会での逃げ言葉。質問を一蹴。「あとでまたお送りします。先生はどこの・・?」とか律儀で容量の良い輩もいる。

□ 検尿 ・・ 外来初診時に儀式的に行われる、基本的な検査。健診では糖・蛋白の有無が特に問題となる。 

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