サンダル先生R 火曜日 ? 俺だってダルい
2007年12月17日 昨日入院した23歳男性(以下、早坂)が超音波へ。僕は胃カメラ中。
「先生。俺、さっきからずっと外で待ってたんっすよ?」
「もうちょっと待って!」観察中。
「もう!腹へって死にそうっすよ?」
「東郷、お前・・やっててくれ!」
東郷は・・・ぎこちない手つきで超音波を操作。
「えっと・・・これか?これかな?ユウキ?」
「えっ?おい・・・」
早坂は起き上った。
「ちょっと待ってくれよ!俺は主治医にしてほしいんだ!」
「見えない見えない!」東郷が慌てた。
「知ってるよ。放射線科の先生だろ?修行の身なんだろ?」
「な、なんでそれを・・」
「そうじのおばさんが!全部喋るねん!」
「ちょっと!寝てもらわんと検査にならんで!」
「俺は!練習台か!」
僕は検査を終わり、そちらへ向かった。
「じゃ!しようか!」
「先生!俺は練習台なんすか?」
「そんなわけないよ」
「いやや!もう検査は受けへん!バカにされた!」
スタッ、と彼は飛び降りた。
「今まで、あちこちで検査漬けにされてん!それより早く治してや!」
「そのためには・・・」
「だから!検査は異常なかったって!真珠会でもそう説明受けた!」
「でもペースメーカーが入ってるよな」
「さあ。それは担当だった先生が入れるっていうから」
ちょっとためらいが見られた。
「じゃ、俺の思ってるこというよ。病気がないならないで、主治医の僕が1つずつ確認したいんだよ」
「治せよ!なあ先生治せ!」
「落ち着いてくれよ!」
「しんどいんだよ!このダルさが治るまで、俺はこの病院を出ないからな!」
彼はピヨーン、と廊下へと跳躍し、振り返った。
「とにかく受けた検査は、もう受けへん!」
そのまま去った。
内視鏡室に、ただただ・・・シューシュー・・・という音だけが響く。
俺だって、ダルいことはあるんだよ。それなりに・・・。
「先生。俺、さっきからずっと外で待ってたんっすよ?」
「もうちょっと待って!」観察中。
「もう!腹へって死にそうっすよ?」
「東郷、お前・・やっててくれ!」
東郷は・・・ぎこちない手つきで超音波を操作。
「えっと・・・これか?これかな?ユウキ?」
「えっ?おい・・・」
早坂は起き上った。
「ちょっと待ってくれよ!俺は主治医にしてほしいんだ!」
「見えない見えない!」東郷が慌てた。
「知ってるよ。放射線科の先生だろ?修行の身なんだろ?」
「な、なんでそれを・・」
「そうじのおばさんが!全部喋るねん!」
「ちょっと!寝てもらわんと検査にならんで!」
「俺は!練習台か!」
僕は検査を終わり、そちらへ向かった。
「じゃ!しようか!」
「先生!俺は練習台なんすか?」
「そんなわけないよ」
「いやや!もう検査は受けへん!バカにされた!」
スタッ、と彼は飛び降りた。
「今まで、あちこちで検査漬けにされてん!それより早く治してや!」
「そのためには・・・」
「だから!検査は異常なかったって!真珠会でもそう説明受けた!」
「でもペースメーカーが入ってるよな」
「さあ。それは担当だった先生が入れるっていうから」
ちょっとためらいが見られた。
「じゃ、俺の思ってるこというよ。病気がないならないで、主治医の僕が1つずつ確認したいんだよ」
「治せよ!なあ先生治せ!」
「落ち着いてくれよ!」
「しんどいんだよ!このダルさが治るまで、俺はこの病院を出ないからな!」
彼はピヨーン、と廊下へと跳躍し、振り返った。
「とにかく受けた検査は、もう受けへん!」
そのまま去った。
内視鏡室に、ただただ・・・シューシュー・・・という音だけが響く。
俺だって、ダルいことはあるんだよ。それなりに・・・。
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