病院でも生き続ける<鈍感力>。
2008年3月19日 偽装食品、偽装建築・・・すべては<末端>に任せるという構図が根本にある。命令系統の最下部に<末端>があり、司令部は直接の伝達を避けて<仲介>からの押し付けにより、その範囲で仕事させるというもの。
病院でもそういう構造はあって、具体的には<●立病院>みたいな病院ではお役所の人間が勝手に人事・構成を決めて<仲介:院長など>を通して<末端>に一方的に伝わる。<末端:つまり現場スタッフ>は抗議しようにも足元を見られており直接声が届かない。聞くのは<仲介役>にとどまる。
<末端>には到底勤務時間内では不可能な仕事量がついてまわる。それでも大半の職場は何とか毎日やっていく。やるしかないからだ。当然、手を抜きようがないのだ。
この構造こそ、一番<安く済ませる>やり方の基本。大きい企業・組織ほどこのコントロールがしやすい(互いの部署が離れるので)。
自分も病院の末端スタッフの1人ということになるが、上層部への意見はどうしても<仲介>を通す形になる。気をつけないといけないのは「また今度」とか「検討を」とか曖昧さを残すのが一番危険で、具体的な約束・文書など確かで公な痕跡を残す必要がある。
声が届かず潰れていった自治体病院は、この曖昧な絶縁回路が漫然と生き続けていたところに責任がある。
(現実はこうだ)
勤務開始→徐々に仕事増加→仲介役へ意見→返事ないまま→再び抗議→同じ→しかしちょうど忙しさに慣れる→仲介役への意見途絶える→病院平和→再び多忙に→仲介役へ意見→返事ないまま・・・
↑<上層部の武器>・・・鈍感力
そして
多忙な日々→全員一致→多勢で抗議→辞意表明→仲介役と交渉→上層部より給与増額など何らかの恩赦決定→暴動鎮圧→忙しさピーク↓もあり安定→新事業→さらに多忙な日々→・・・
↑<上層部の武器>・・・職員への若干コストアップ(ただし新事業開始見込んでの)
いいときは、誰でもいい。その時期に危機感を持たず平和に過ごしていたから、あとでツケが回るのだ。
自分も知事のように、上層部へバッサリいきたい。
「あんたは現場のことを知らずバラバラにしとんねや!」
いや、これはあのとき抗議した職員だった・・・。
病院でもそういう構造はあって、具体的には<●立病院>みたいな病院ではお役所の人間が勝手に人事・構成を決めて<仲介:院長など>を通して<末端>に一方的に伝わる。<末端:つまり現場スタッフ>は抗議しようにも足元を見られており直接声が届かない。聞くのは<仲介役>にとどまる。
<末端>には到底勤務時間内では不可能な仕事量がついてまわる。それでも大半の職場は何とか毎日やっていく。やるしかないからだ。当然、手を抜きようがないのだ。
この構造こそ、一番<安く済ませる>やり方の基本。大きい企業・組織ほどこのコントロールがしやすい(互いの部署が離れるので)。
自分も病院の末端スタッフの1人ということになるが、上層部への意見はどうしても<仲介>を通す形になる。気をつけないといけないのは「また今度」とか「検討を」とか曖昧さを残すのが一番危険で、具体的な約束・文書など確かで公な痕跡を残す必要がある。
声が届かず潰れていった自治体病院は、この曖昧な絶縁回路が漫然と生き続けていたところに責任がある。
(現実はこうだ)
勤務開始→徐々に仕事増加→仲介役へ意見→返事ないまま→再び抗議→同じ→しかしちょうど忙しさに慣れる→仲介役への意見途絶える→病院平和→再び多忙に→仲介役へ意見→返事ないまま・・・
↑<上層部の武器>・・・鈍感力
そして
多忙な日々→全員一致→多勢で抗議→辞意表明→仲介役と交渉→上層部より給与増額など何らかの恩赦決定→暴動鎮圧→忙しさピーク↓もあり安定→新事業→さらに多忙な日々→・・・
↑<上層部の武器>・・・職員への若干コストアップ(ただし新事業開始見込んでの)
いいときは、誰でもいい。その時期に危機感を持たず平和に過ごしていたから、あとでツケが回るのだ。
自分も知事のように、上層部へバッサリいきたい。
「あんたは現場のことを知らずバラバラにしとんねや!」
いや、これはあのとき抗議した職員だった・・・。
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