このネタに戻るが、周囲でのこの映画の評判があまりよろしくない。「面白くなかった」という人が大半だ。

 思うのだが、ルーカス・スピルバーグはいい意味で現在の流行にとらわれてない貴重な存在だ。やたらド派手な演出を狙わず、先進技術なものでなく、限られた普遍の材料でものを考える。そこが老若男女関係なくした娯楽の鉄則なんでしょう(←水野晴男?)。

 映画を<面白く>することはできたはずだ。物量を増やしテーマを壮大にして派手なジョン・ウー的演出をすれば、今の観客はとりあえず満足する。しかしあえてしなかった。ひょっとしたら、彼らなりの主張かもしれない。

 君らの周りでも、流行に左右されてない人間がいるはずだ。ヒッピー風であったり、髪型がテクノだったりウォークマンCDだったりカーステ曲がおニャン子だったり車がMR2だったり・・・。それはそれで立派な主張だ。  

 変わらないものもあれば・・・

 (ニヤリ)変わるものもある。

(↑先日・地デジのマトリックス放送で再影響)  

 拾う神もあれば・・・

 捨てる神もある。

(↑関係なし)   

 (話変わるが)診療でも先進治療に影響され続けると、医療の概念を独自で打ち出す人間が出てきて(そこでは<斬新>と言われる)、自分が医療そのものを操ってると勘違いするようになる。勢いだけの情熱は長続きせず、後に冷めて評価されているものが多い(これまでのステント治療とか!)。

 かといって保守的になっていいわけではない。そうならないためにはルーカスらを見習って、老若男女誰でも馴染める病院作りをし、市民と隔てのない病院を目指すのだ!

 ・・・とか言うから、<軽症の救急搬送依頼>が増えるんだよなあ。

 まあいい。インディは製品化されたら、もう1回見直してみよう。

「火曜日編」で更新が止まってるサンダル先生も、そろそろダークな水曜日編で再出発(最初から暗い話になります)!

コメント

nophoto
Shweta
2012年10月27日18:33

That’s the thinking of a creavtie mind

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