投資はするなよ。

2008年10月20日 連載

 前にも言及したかもしれないが、自分の周囲の医者の多くが泣きを見ている。株価の暴落がまさにそうだ。

 外来診療中、トイレによく行ったり携帯見続けている医者も、株価が気になってしょうがないケースが多い。

 最近の民間病院の医局というのは、9時になってもなかなかエンジン始動しない。テレビのチャンネルが株価の動向に向けられることが多いからだ。数か月前までは皆いろいろ予測して楽しんでいたようだが、最近は

「・・・・・」

 と無言のことが多いと聞く。

 投資(パチンコを含む)をした人間が大損をした時の表情は特有のものがある。ただ、それに走る前の輝きも凄いものがある。彼らがそれを繰り返すのは、おいしかったときの快感が忘れられないからだという。

 自分に入る情報が末端のものなら、それは篩(ふるい)にかけられた後のものだ。強運でしか勝算がない。サイコロの目ですら予測できないなら、もはや素人には賭けなど向いてない。


コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索