あちこちの病院でも、どうしようもないスタッフが働いている。同じ階級の職員にしてみれば同じ給料をもらってるわけで、当然不満が出る。

 しかし悲しい事に病院には深刻な人手不足、あるいはその人物にコネがあったりして、結果的にどうしようもない人間がのさばる結果となる。大阪では特にこの構図が多い。ご存じの通り、背景には暴力団・利権団体などの存在がある。その配下には当然、多数の企業がある。

 特に暴力団と警察官の癒着は目も当てられない。警察による暴力団の空港での出迎えを例に挙げると、そこで警官はペコペコと頭を下げ、敬語で迎えているそうだ(その筋からの話)。武器の携帯チェックも両方からいっぺんにしないらしい(相手は隠せる隙ができる)。

 まあそれは置いといて。するとのちに対立した組織が出てくるわけだが、彼らの間では中傷めいた敵対心が生まれる。病院間のそれもかなりあからさまだ(といいつつ紹介などはキッチリ受ける)。

 だがもし片方が一線を超えれば、(暴力的でなくとも)徹底的に叩かれることになっている。なぜって、侵略を許したらその欲には際限がないのだ。

 橋本知事の「大阪では普通」、という言葉を聞いて勝手にそう解釈した。


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