欲望の行きつく先

2008年11月10日 音楽
小室の手がけた音楽のPVは、結構お気に入りだったんだが・・・。特に華原の「I’m proud」はかなりいい出来だった(特に前奏のところ)。

 小室音楽は病院職員(特にナースら)にとって支持されていて、購買欲旺盛な彼らはCD購入は当たり前、コンサートも出かけカラオケでは地獄のように聞かされた。

 特にカラオケで小室系なら何十曲とあるので、いったんボックスに入ったら3時間以上は覚悟していた。

 ところで、小室の事業の失敗は・・・これは医師でも陥りやすいパターンだ。

<医師の転落図式>

 勤務先病院で大評判 → 他院からも引っ張られ勤務時間倍増 → 給与増加 →贅沢な生活。しかし時間がない → オーナー業を目指す → 開業またはニュービジネス開始 → 業者への委託・借金 → 思ったほど開業・ビジネス振るわず →医療制度変更による・または病院内部問題による評判低下 → やる気低下 → しかし贅沢生活はやめられず → 増える借金 

 まだここでは終わらない。

 借金先からの無理な金貸し・事業催促 → 無理な事業の立ち上げ → 業者、食いあげ終了 → 告発・明るみ → 当然、破たん → 借金、結局個人が背負う

 僕は、これこそが現実の資本主義(の裏側)だと思っている。どのケースもこれに当てはまってる。 

 さらにこの後は・・・

 借金催促 → 病院勤務での返済開始(超多忙) → (問題病院の)病院長の就任催促 → 裏でハンコ押しまくられる → 借金はその医者名義。しかし本人は知る由なし → 自己破産か逃亡

 大阪でも、多い。頭がいいとか、専門医であるとかそんなのは関係ない。金への執着は能力とは別。互いに相関しない。

 携帯がしょっちょうかかっていて、以前と違って(←ここ重要!)急に羽振りがよく、あなたにおいしい勧誘話をしてくる医者がいたら・・・上記の流れ(特に下流)にいる可能性がある。




 

 


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