症状がないからといっても・・・。
2008年11月11日 読書
10年以上この仕事をしているが、癌の治療は進歩したものの、(一部をのぞいて)予後が飛躍的に向上したわけではない。統計学的に数か月の有意差が出れば学会では大拍手だが、劇的なものではない。特に肺癌関係の学会に出席すると、自己満足的な報告が目立ってしようがない。これは主催(化学療法)メーカーの誘導もあると思う。
確かにそれ関係の実験をするときなど、メーカー頼みのところがある。何年も統計を取って差が出たときの喜びは大きいが、本来の目的にほど遠いという現実認識があまり感じられない。
やはり予防により重点を置きたい。検査法や手順にも工夫はいるだろうが、まず受診を渋りがちな<健康人>に検査を受けてもらうことだ。会社の検診項目も驚くほどに少ないのも問題だ。
喫煙者は早い頃から年1回呼吸機能検査+年2回レントゲン(2方向)+年1回胸部CT(ついでに膵臓も撮る)+年1回腫瘍マーカー検査を受けさせたい。
女性・非喫煙者に特徴の肺腺癌、これは末梢でポツッとした影から始まる。できれば中年の段階で年2回レントゲン(2方向)+年1回胸部CT(ついでに膵臓も撮る)+年1回腫瘍マーカーで受けてもらいたい。
ただCTは、その手間と被曝、コスト的なものなど考えると安易にはできない。お願いしますといってハイどうぞと受けれるものでもない。なので、せめてレントゲンを胸部2方向で、せめて年に1回はとりたい。正面1枚では見落としがありうるという事は、医師の間では常識だ。
健診施設からのフィルムは縮小化もされていて見づらく、なかなか貸し出ししてくれない。閉鎖的な雰囲気を感じる。できれば健診のレントゲンフィルムをもっと<解放>して欲しいのだが・・・。
スタローンさんに、健診をすすめてもらおう(路地をイメージしてください)。
「誰でも病気はなりたくないさ。俺もお前も。それは分かっている。でももう大人だ人を叱れる立場だ。だが守るのは誰だ?恋人か?そりゃ友人もいるだろう。彼らが大事か?そうだよな。ホントに大事ならまず丈夫な自分であることを証明しろ。タフガイである必要はない。資格社会だ第三者の証明がいる。できない?アッオー・・・ジーザス。そんな勇気のない奴に、愛なんて語る資格はない。相手に溺れた一方通行の、エゴ愛でしかない。何?仕事場で健診がないだと?なら仕方がない。自分で病院受付に行けばいい。心配するな、奴らはカボチャだ。馬車にする価値もない。でもその時点でお前がヒーローであることを証明できる。その嫌々な表情は分かる。笑顔ならマゾだ。捨てちまえ。でも君が今まで乗り越えた時って、そんな表情だったろ?その後は爽快だろ?結果が怖いだと?1年後に無理矢理されたことを考えりゃ、それ自体が自己の早期発見だ。思い出せ。我慢の「我」⇒「自」にすることで、自分に自慢できる、誇りになる。お前は<我が>もの顔から<自分>になれるんだよ!ハァ!(殴)」
行ってきます!
確かにそれ関係の実験をするときなど、メーカー頼みのところがある。何年も統計を取って差が出たときの喜びは大きいが、本来の目的にほど遠いという現実認識があまり感じられない。
やはり予防により重点を置きたい。検査法や手順にも工夫はいるだろうが、まず受診を渋りがちな<健康人>に検査を受けてもらうことだ。会社の検診項目も驚くほどに少ないのも問題だ。
喫煙者は早い頃から年1回呼吸機能検査+年2回レントゲン(2方向)+年1回胸部CT(ついでに膵臓も撮る)+年1回腫瘍マーカー検査を受けさせたい。
女性・非喫煙者に特徴の肺腺癌、これは末梢でポツッとした影から始まる。できれば中年の段階で年2回レントゲン(2方向)+年1回胸部CT(ついでに膵臓も撮る)+年1回腫瘍マーカーで受けてもらいたい。
ただCTは、その手間と被曝、コスト的なものなど考えると安易にはできない。お願いしますといってハイどうぞと受けれるものでもない。なので、せめてレントゲンを胸部2方向で、せめて年に1回はとりたい。正面1枚では見落としがありうるという事は、医師の間では常識だ。
健診施設からのフィルムは縮小化もされていて見づらく、なかなか貸し出ししてくれない。閉鎖的な雰囲気を感じる。できれば健診のレントゲンフィルムをもっと<解放>して欲しいのだが・・・。
スタローンさんに、健診をすすめてもらおう(路地をイメージしてください)。
「誰でも病気はなりたくないさ。俺もお前も。それは分かっている。でももう大人だ人を叱れる立場だ。だが守るのは誰だ?恋人か?そりゃ友人もいるだろう。彼らが大事か?そうだよな。ホントに大事ならまず丈夫な自分であることを証明しろ。タフガイである必要はない。資格社会だ第三者の証明がいる。できない?アッオー・・・ジーザス。そんな勇気のない奴に、愛なんて語る資格はない。相手に溺れた一方通行の、エゴ愛でしかない。何?仕事場で健診がないだと?なら仕方がない。自分で病院受付に行けばいい。心配するな、奴らはカボチャだ。馬車にする価値もない。でもその時点でお前がヒーローであることを証明できる。その嫌々な表情は分かる。笑顔ならマゾだ。捨てちまえ。でも君が今まで乗り越えた時って、そんな表情だったろ?その後は爽快だろ?結果が怖いだと?1年後に無理矢理されたことを考えりゃ、それ自体が自己の早期発見だ。思い出せ。我慢の「我」⇒「自」にすることで、自分に自慢できる、誇りになる。お前は<我が>もの顔から<自分>になれるんだよ!ハァ!(殴)」
行ってきます!
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