○○連のような組合団体は、自分はどうも苦手だ。決して間違っているという意見ではない。自分の意見に信念をもつことは大事だが、それが絶対視となり宗教団体に似た気迫に満ちている。これは<組合>そのものに対して自分が持ってるイメージだ。全体像(現実)をあえて避けているような。

 インターネットはある意味、<団体>にとって発言力をかなり持たせた。現に正義を実行してもいるようだ。ただ行動の煽り方が、かえって背景の現実像を曖昧にしている。戦時中の日本のような・・・。

 <ガイアの夜明け>でも、労働者を守るためどこかの団体が出てくる。その攻撃力はすさまじい。この凄みは、かつて狭い土地を争った日本古来の伝統なのだろうか。

 ・・・でもこれは医師個人にもいえることで、ひとつの分野に熱を入れ過ぎると感情まで組み込まれ、性格的に<ゆずれない>人間になり、逆にそれ以外を警戒→嫌悪する人間になる。ひいては、それ以外のことを否定してやらなくなる。

 <サーガ>で呼吸器科・循環器科が対立していたが、ああいうのはどこでも起こっている現象だ。


 ・・・と、勝手なことを書いたが、今後いろんな影響で意見が変わることはありうる。ここ5年いろいろ書き連ねていると、現に受け止め方が変わった部分もある。

 現時点で自分の言いたいことは、常に振り子のような心でいたい、ということだ。

 自分がポジティブに動いたと思ったら、同時にネガティブの引力も感じろ、ということ。

 どっちかに転んだら、人間もう戻らない。


 



 

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