大阪の街角景気も、ひどいことになっている。とにかく客が来ない。土曜日は別として、夜10時を過ぎるとみな駅へ急ぎ、(大阪市といえど)まるで田舎町。コンビニ以外何も見当たらない。

 それはつまり・・・こういう背景が大いにかかわっている。

 企業倒産増加 ⇒ より多数の子会社倒産 ⇒ 経営者の絶対数が減少 ⇒ 街に出る経営者減少 ⇒ それにあやかり街に出る人間減少 ⇒ (その分)街角での経費消失

 この<経費>とやらは飲食代、ガソリン、タクシー代、ギフト(お中元・お歳暮)、宿泊・家賃、車購入代金にまで及ぶ。今のところ国は経費を制限するようなことはしていない。そりゃそうだろう。そうなればどうなるか・・・。

・ 飲食代パア ・・・ 有名レストラン・キャバクラの収入減少、<おごり>そのもの減少で集合減→街の活気低下
・ ガソリン代パア ・・・ ガソリンスタンドのセルフ化進行
・ タクシー代パア ・・・ 夜遅くまでの飲み会中止→タクシー・飲み屋収入減
・ ギフト代パア ・・・ 莫大なお中元・お歳暮オーダー中止→百貨店の収入減少(取引先へのへのブランド品。これがかなり痛手!)
・ 宿泊・家賃パア ・・・ 宿泊予約減少、契約賃貸減少
・ 車購入代金 ・・・ 外車・国産高級車の売れ行き減少

 もちろん庶民の生活からの影響もある。しかし、繁華街や大手メーカーが恩恵を受けていたのはピンからキリまでの経営者(数に比例)だった。なのでここ最近、急速な活気低下がみられている。

 というのが僕の勝手な解釈だが、いく分当たっていると思う。

 これまた強調するが、羽振りのいい人間=経費が使える人間だ。彼らはこの<羽振り>を利用して、末端の人間を従属させようとする。彼らにとってはローコストなやり方だ。ところが不思議とイエスマンがついてくる。ガラスの夢を代償に。

 反面教師が増えて、自分にはいい勉強になっている。






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