それにしても、何から何まで対応が遅い。まるでダメな医者の診療方針だ。ただ背景は分かりやすい。他国と違って国に金がなく（＜埋蔵金＞も名ばかりだと思う）、注入しようにもできない。敗戦国にしては裕福過ぎた。そうするともう国民から取るしかない。特に高齢者。でも高齢者大国で若者は投票しないので、選挙の主導権は高齢者。よって都合の悪いことはできない。このままの支持では選挙に負ける。しからば現金のバラマキなどで分かりやすく好感を得るか、サラリーマンに負担をかければ無難であり、そうすれば彼らの機嫌を取れるのではないか。しょせん、それくらいのレベルだろう。
ただ、こういう反面教師は参考になる。どういう人間になりたいかは未だに分からんが、なりたくない人間像だけは見える。刀を直接見るより、視線をそらして見た方が相手を斬りやすい（ ← 「竜馬が行く」？）。
コメント