後継者

2008年12月15日 時事ニュース
 病院の経営でも、後継ぎは深刻な問題。開業医をそのまま息子に譲りたくても、意見の不一致・借金問題でそうもいかない事もある。

 自分もよく老齢の開業医からの<雇われ>を頼まれる。病気の療養・旅行で休暇を(数年)取る間、病院院長を一時的に引き受けてくれとの内容。マージンは売上げの3割前後が多い。

 後継ぎ時期をどの段階で決めるか、というのが一番難しいと思う。開業医は将来現役で働こうとする。だが突然重い病気になったら病院を閉めなきゃならない。患者・スタッフは路頭に迷う。

 ただ、入院付きの個人病院は用心が必要だ。大学人事を利用して、まだ世間知らずの若い助手あたりをターゲットに狙ってくる。若手の引き抜きデビューは、借金のリスクがからんでいる可能性がある。「サーガ」でもそういうエピソードがあった。あれはほぼ実話から引用している。

 個人病院の経営状態は、散髪屋の主人とかがよく知っている。地域に密着した(ある意味逃れられない)人から聞くのが一番だ。とにかく嗅覚が鋭い。


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