ここ最近の不景気の影響か、うつ症状で受診してくる人が増えた。初診するにあたって、精神科では抵抗があるということで内科の医者に処方を依頼するケースは多い。SSRIの処方数は明らかに増えた。ただ、マニュアル通りに薬を漸減することがなかなかできない(同意が得られない)のが課題となっている。
あと、ストレス・酒による潰瘍、食道炎も増えたような。そのためPPI+ガスモチンの処方が増えた。しつこい食道炎はバレット食道を経た癌の原因にもなるため、おさえておきたい。内視鏡なしでそのつど処方だけしてる医師は、軽率そのもの。
http://www.onaka-kenko.com/various-illnesses/esophagus/esophagus_05.html
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