これはつまり大学からの人事で働く者たち。

 ほとんどが医長・部長クラス。しかし正直、病院では院長以外の肩書は実効力はない(システムを変えるほどの権力はない)。人の上に人を作る・・ものと思っていい。なので病院によっては部長が3人いたり、医長が5人もいたりする。

 15年目で関連病院にいる者は、たいていそこに長年落ち着いている者が多い。なのでそろそろ結婚したりマイホームを建てたりして、それを<人質>に医局長にアピールする。「もうここを動けんよ」と。

 そこで長い付き合いのスタッフ・患者に触れ合い、その中での権力を行使していく。多忙なのもあり(学ぶ)新しい機会を作らないようになり、<オレ様帝国>を築いていく。しかし院長とはまだ格差が大きく、スタッフの代表としてしのぎを削りつつ毎日を過ごしている。人が多い。

 スタッフをまとめる→理想のシステムを提案→院長・理事へ直訴→かなえられず→口論→スタッフの反乱平定→自分による埋め合わせ→平和な時期→関係修復→スタッフをまとめる・・の繰り返し。葛藤の日々を生き残れる者(または鈍感な者)が、そこに残る。

 

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