天下三分の計

2009年4月8日 連載
 テレビ朝日チャンネルの「三国志」「三国志Ⅱ」を実に22年ぶりに鑑賞。レッドクリフつながりの特別上映。各90分だが当時の興奮が蘇った。設定に無理があるものの演出・カット割が優秀。

 三国時代に象徴されるように、自分と敵、敵でないけど味方でもないその3国がバランスを取ることにより、平和が続いていく。実際のみんなの周囲はどうだろうか。

 実は自分の勤務の理想もそうで、①自分、②常勤先、③は②とつながりのある非常勤先(①蜀、②魏、③呉とすると分かりやすい?)。

 もし③非常勤先が滅びれば、②常勤先が①自分を都合のいいようにしようとするだろうし、②常勤先が滅びれば③非常勤先に弱みを握られる。どれがあっても戦乱の世だ。

 なので3者併存が望ましいが、もちろんその間にも②常勤先からの駆け引き(非常勤先の患者ごと引っ張れ)もあるし、③非常勤先からの駆け引き(常勤先の患者を秘かによこせ)もある。断りながらも、何とか交渉を保つ。

 「三国志Ⅱ」では、三国の占める大陸のちょうど真ん中<荊州>が今後の予後を決めるポイントとなり、争奪戦となる。自分にとっての荊州は・・・むろん、常勤先での実質的な地位(ポストとは限らず)にある。そうすれば、常勤先ひいては非常勤先に<モノ言う立場>に持っていくことができる。

 理想は、フォースにバランスを持たせる者だ。




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