かつて開拓したはずの、僻地病院。

 駆けつけ、玄関先で立ち止まる医師ら。全員何かに圧倒され、そのまま下に崩れる。

          <時は、2002年>

 院長の頬をつたう、涙。

         <恐れた事が、起こった>


騒然とする、真田本院。

事務員「一晩で僻地の病院が崩壊・・・」
事務長「奴らの次なる目標は・・・」
事務員「本院なわけですか?」
事務長「いや・・・」

     <最大の危機が>

事務長「もっと。大きいものだと思う」

     <やってくる!>

鷲津風の男「我々には遊んでる時間がありません。強硬手段もやむを得ないでしょう」作図。

大学学長「どうか皆さんの力を・・・」土下座。ざわめく会議室。

別病院。

鷲津風の男「淘汰されるべきです。皆さんには額面通り・・」

大型トラック出発。

鷲津風の男「働いてもらいますので」

病院玄関、滑り台を滑走する白衣7人。

過労でうずくまる医師。

飛んできたベッドで胸を打つ医師。

そして、事務長の横で慌てる医師。

ユウ 「品川!何か策を!」
事務長「あるわけないでしょうそんなの!」
ユウ 「逃げるな!」
事務長「ぼく医師じゃないし!」

滑走からジャンプする7人。

上から崩れていく大病院。

玄関めがけ、バウンドし突っ込んでいく乗用車。

ゆっくり落ちてくる7人。下で両手を上げ立つ女。

トレーラー、道路で横転。

           <見えてくる限界>

事務長「彼らは本気ですよ。ここで先生らがくたばれば・・・」
ユウ「?」
事務長「ハゲタカが来ますよ!あ!」鳴るユウのPHS。
ユウ「カアッ!ペッ!」背中のチューブ持ち振り向き、喧噪の中出動。
事務長「何すんですか!」

           <そして・・・>

立つ女から放たれる、謎の力。7人、上空で吹っ飛ぶ。

「(7人)うわあああああ!」

           <見えない敵>

 テントをあちこち徘徊するユウにつきまとう、医学生。

医学生「僕は卒業できるんでしょうか?」
ユウ 「こっちは失業だ!」

 またダッシュ。

医学生「マイナーにするお!」

           <2009 6. 6. >













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