動物パニックものといえば主役が人間で、相手が獰猛な動物という図式が当たり前だったが、本作はそんなとき逆の立場で描いた。つまり獰猛な人間と、家族を殺された何の罪もない動物。しかし人間も単純な悪ではなく、こちらにも家族のカタキという大義名分がある。怒りを怒りで裁く戦いが始まる。何となくイングランドの香りがする。

 テレビCMではパニック・ムービーのように宣伝されていたが、実際の内容は非常に哀しみ漂うもので、モリコーネの音楽がそれをいっそう劇的なものにした(バラエティ番組の再開場面などで流用)。映画にしては意外なクライマックスも衝撃的。

 

 

コメント

スミぱん@国会を見よう
2009年5月7日20:47

「オルカ」のサウンドトラック、いいですよね。昔、FMで流れて
いたのをテープに録音したんですが、さて、どこにいったかな・・・

「ハゲタカ」の情報ありがとうございました。無事、全話DVDに
焼く事ができました。

ゆうき
2009年5月14日23:36

 サントラは未聴ですが、シングルを持ってました。ジャケットが素晴らしい絵だったのを覚えています。

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