斜め読み

2009年8月13日 連載

http://www.nhk.or.jp/dodra/saisei/

 ストーリーがかなりバラされているようだが、得意の<大まか斜め読み>で逃げ切った(ぼんやりとした大筋のみとらえた)。放送が楽しみだ。

 さて、この<大まか斜め読み>は(自分にとって)英語の論文を読む前に欠かせないもので、後になるほどつまり結論にいくほど味が出るものだ。論文は結論が当然最後にあるので収束するようになっている。

 最後に達したところで要約(abstract)を読み返し、すると抜かした内容がどこか意地になる。するとそのうち、どこに何が書いているか漠然とだが分かる。ここで妙な達成感が生まれる。すると眠くなくなり、線を引き始め段落を区切り行間に自分なりに要約した日本語を書く。

 これを、日本語の分厚い医学書に応用する。<聞いたら分かるけど>レベルの本を選ぶ。この際、要約+長文形式のものを。さきほどの要領で読む。で、分厚くない本を選ぶ。贅肉が取れた文章に見えて、大地が水を吸収するほど丁寧に読める。

 これは、説明会の司会や仲間への説得にすでに応用している。悪用ではないが、何度もこれで乗り切った。

 つまり人間は、<とても無理>と思われるものが<あ!そっか!>となった途端、積極的についてくる。すると彼らは放っといてもシャケのように上流に行く。そこで用意しておいた<やや無理>な資料を用意する。

 実にローコストだ。しょせん、<一見無理>は<あそっか>の集合体にすぎない。








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