巨大な市場

2009年8月14日 映画

 バブル当時から、何かと存在感を出しながら庶民に親しまれていた芸能人・・のはずだったが、この事件。過去の映像が流れるのだが、その経緯がまさしくバブル後の日本の歴史を物語るようで、余計に悲しい。

 麻薬関係はかなりの市場規模だろうから、その市場を守るための工作は複雑すぎて、捜査をかなり混乱・遅延させるものと思われる。

 こういった<巨大な市場>は、なかなかしぶとい。鬼気迫る雰囲気としか思えない<だんじり祭り>などの祭りは死者が出ても平気でやるし、賭け事市場(パチンコ・JRAなど)も増長して債務者を増やしている。パチンコは警察の天下り、JRAは国の利権として生き続けている。宝くじも利権。政治家の利益のためのものだ。

 やはり、市場が大きすぎることが問題かもしれない。大きすぎると利権が何段にも発生していて、市場が潰れたら上層部が<おいしい汁>を吸えない。なので莫大な資金で莫大な工作を行える。最近の薬の講演会も、そういう打算をかなり感じている。

 おそらく国は・・・国民に<気付いてほしくない><賢くならない>ことを望んでいる。あの戦争のときも、そうだったのかな。

 反面教師的な部分として、今後も留めておきたい。

 



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