外来でウンザリするほど説得してきたが、よほどのインパクトを与えないと難しい。自分は、いつもこうする(肝障害所見があった場合)。
単純に禁酒令 → 執行猶予1ヵ月ののち再検 → 改善なし → 家族呼び出し+禁酒令 → 執行猶予1ヵ月ののち再検 → 改善なし → 家族呼び出し、処方追加、ここで!
「薬を追加したけど、酒をやめたら(その薬は)やめれるかもしれない。でも飲み続けるなら、薬はどんどん増やさざるをえない。こっちはしたくないんだけど」
と説明 → 執行猶予1ヵ月ののち再検 → 改善なし、処方追加、ここで!
「同じ状態が長引いているが、このケースが長引くと寿命にも影響してくる。たとえ長寿でも不自由な時期が長くなる。そんな生活は、正直つらい」
と、だんだん断定的に。
「うちの親族がいくつも薬飲んでいて、酒をやめたら数値もよくなって今は薬もかなり減らせた。そこまでしなくちゃ、無理だそうです」
と作り話。
「でも○○さん(患者)はまだ取り返しがつく段階。今ならまだ間に合う。でも今しかない」
と、腹部エコーの暗闇で説明し(暗闇で妙な連帯感が生まれる)、
「年取って後悔してきた人らを、僕はかなり見てきましたからね。家族や孫(←ポイント!)にまで迷惑かける。ほら、介護の面とかで」
とナルっぽく。
最後に家族の人に・・・
「ま、要は酒を買わんことじゃないですか」
と責任の一端を。さすがに<小遣い渡すな>とかまでは言えない。
こちらが優柔不断だと、相手は都合のいいように考える。<オレンジロード>の春日恭介みたいなキャラで相手しないよう用心したい。
「そのとき、僕は・・・(画面中央に丸)・・・この人が酒を飲むことが楽しみだと思いつつも、その将来が心配なわけで・・・しかし厳しい言葉を投げかけて嫌われたらどうしようと、心配でもあり・・・でも病院の収益を考えると必ずしも迷惑ではないわけで・・・」
「でも酒は万病のもとであり、そう言いたいんだけど世の中スポンサーらが黙ってないわけで。だから声を小にして言うしかないわけであり・・・それはある意味、ドラッグと同じようなものと思われ・・・それが単に合法なものであるというだけだと思えるわけで・・・」
ええい、はっきりせんか!この男は!
インフルエンザに対する基礎疾患対策は、まず断酒!
といっても一生飲んだらいけないなんて、それはあんまりでもあり・・・
※ 酒の影響
① 脳の委縮(若くてもありうる)
② 潰瘍や食道静脈瘤 → 吐血
③ メタボ
④ 感染が治りにくい、または感染そのもの → 発疹~肺炎など様々
⑤ 糖尿病
⑥ 独特な風貌(黒くフニャアとなった表情)
⑦ 将来、病院にかかったときの同情↓
⑧ 暴力性
⑨ 麻酔が効きにくい
⑩ いざという治療のとき、使いたい薬が(肝障害のために)やむなく見送り
単純に禁酒令 → 執行猶予1ヵ月ののち再検 → 改善なし → 家族呼び出し+禁酒令 → 執行猶予1ヵ月ののち再検 → 改善なし → 家族呼び出し、処方追加、ここで!
「薬を追加したけど、酒をやめたら(その薬は)やめれるかもしれない。でも飲み続けるなら、薬はどんどん増やさざるをえない。こっちはしたくないんだけど」
と説明 → 執行猶予1ヵ月ののち再検 → 改善なし、処方追加、ここで!
「同じ状態が長引いているが、このケースが長引くと寿命にも影響してくる。たとえ長寿でも不自由な時期が長くなる。そんな生活は、正直つらい」
と、だんだん断定的に。
「うちの親族がいくつも薬飲んでいて、酒をやめたら数値もよくなって今は薬もかなり減らせた。そこまでしなくちゃ、無理だそうです」
と作り話。
「でも○○さん(患者)はまだ取り返しがつく段階。今ならまだ間に合う。でも今しかない」
と、腹部エコーの暗闇で説明し(暗闇で妙な連帯感が生まれる)、
「年取って後悔してきた人らを、僕はかなり見てきましたからね。家族や孫(←ポイント!)にまで迷惑かける。ほら、介護の面とかで」
とナルっぽく。
最後に家族の人に・・・
「ま、要は酒を買わんことじゃないですか」
と責任の一端を。さすがに<小遣い渡すな>とかまでは言えない。
こちらが優柔不断だと、相手は都合のいいように考える。<オレンジロード>の春日恭介みたいなキャラで相手しないよう用心したい。
「そのとき、僕は・・・(画面中央に丸)・・・この人が酒を飲むことが楽しみだと思いつつも、その将来が心配なわけで・・・しかし厳しい言葉を投げかけて嫌われたらどうしようと、心配でもあり・・・でも病院の収益を考えると必ずしも迷惑ではないわけで・・・」
「でも酒は万病のもとであり、そう言いたいんだけど世の中スポンサーらが黙ってないわけで。だから声を小にして言うしかないわけであり・・・それはある意味、ドラッグと同じようなものと思われ・・・それが単に合法なものであるというだけだと思えるわけで・・・」
ええい、はっきりせんか!この男は!
インフルエンザに対する基礎疾患対策は、まず断酒!
といっても一生飲んだらいけないなんて、それはあんまりでもあり・・・
※ 酒の影響
① 脳の委縮(若くてもありうる)
② 潰瘍や食道静脈瘤 → 吐血
③ メタボ
④ 感染が治りにくい、または感染そのもの → 発疹~肺炎など様々
⑤ 糖尿病
⑥ 独特な風貌(黒くフニャアとなった表情)
⑦ 将来、病院にかかったときの同情↓
⑧ 暴力性
⑨ 麻酔が効きにくい
⑩ いざという治療のとき、使いたい薬が(肝障害のために)やむなく見送り
コメント
どうしたものでしょうか?
① それが唯一の楽しみ
② 悪友がいる又は断れないあるいは営業上
③ 依存状態
④ 大胆な、違う自分になれるため
お忙しいところお返事ありがとうございました
①②③があてはまるかと思います
肝臓で入院歴があり、今も通院しているのですが・・・
飲酒状態で運転するときもあり、法令を守る自覚にかけています
普段の人柄はいいのですが、お酒の件は気がかりなことが多いです
お忙しいところお返事ありがとうございました
確かに主治医から精神科への紹介状を渡されたら
本人も「アルコール依存症」だと自覚することができますね
お酒の問題は家族の心身も弱くしていくので
難しいなと思っています
少し前に、リンクさせていただきました。
宜しくお願いいたします。
やはり、家にも通風なのに、酒がやめられない家族がいます。
お医者様にも良くないといわれているらしいのですが・・・
やはり、依存症なのでしょうかね・・・