末端学 補足

2009年9月1日 連載

 末端(職業上の意味ではないよ)の特徴として先ほどあげたように、ギャンブル癖というのを挙げた。従って、食う金のほうは2の次。そこは末端の<親>が面倒を見る。食費は経費でどうとでもなるので、お互いの利益になる。

 この末端が目指すのはもちろん<親>であり、この<親>の生活ぶりを見せつけられることで夢を見ている。外車・時計・手持ち現金は特に効果がある。で、末端はますます頑張る。

 頑張っているうちに後輩の末端が入ってくる時期、末端は次のステップに移る。いわゆる末端の子会社化だ。<親>にある程度の信用を得れば、末端はその<子会社>になることができる。実体がなくとも自宅にパソコンがあればなんとかなるようだ。これで末端は経費が使えるようになり暮らしが豊かになるが、少しでもミスれば<親>からすぐにでも切り離される。<親>の一喝だけで鬱になる。

 したがって<親>のどんな頼みでも聞くのが生きる条件となり、組織的にはアムウェイ以上、宗教の学会以下か同等のものとなる。

 リッチそうに見えるのに多忙で媚を売ってくる人間。こういう<末端>に、情報も何も与えてはいけない。

 

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