復帰の伏線

2009年10月28日 映画

 確かにのりピーが介護を目指しているのは、社会復帰への好材料と考えてのことだろう。弁護士らは、こういう知恵を絶えず提供する。

 アメリカ、特にハリウッド俳優がこういった事件を起こすときまってボランティア活動に精を出す(というか、そう命じられるわけだが)。これが国民にいい印象を与え、難なく復帰してくる。

 中でもロバート・ダウニー・ジュニアhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BBJrは何度も(麻薬がらみの)服役歴があり、それにもかかわらず映画での役は主演級まで演じるようになった。どうやら彼の持つ雰囲気が、アメリカ青年(中年?)の等身大像、代弁者的な作用をもつからか。

 のりピーもまたそのような位置にあり、おそらく支持し直してくれる世代は多いはず。人間としては復帰するべきではないが、復帰したらそれこそ<商品>にすぎない。


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