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清張(勝手に呼びつけすな!の器)
2010年1月3日 読書 コメント (1)WOWOWで、いま松本清張の特集を毎日やっている。アメリカではジョン・グリシャムに相当しそうな(政治も含めた)サスペンス作家。グリシャムはアメリカの民族的な背景をよく出しているが、松本清張では<男女のもつれ>をも描く。この<もつれ>は今も同様、通じるものがある。そしてそれは、なんとも一途なのだ(いい結果であろうとその逆でも)。
病院へ見舞いに来る家族。そのあとやってくる内縁の妻。内縁は年をとってもどこか失ってないものがある。病歴を聞けば聞くほどその不自然さがあり、その裏に彼らのドラマを垣間見る(突然の引っ越しなど)。
そして、その内縁の息子までが現れ・・・。入院が長いほど、それは複雑怪奇になっていくのだ。
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コメント
人間模様はいつだって複雑怪奇って感じでしょうか?