FIRST IMPRESSION
2010年4月1日 連載初対面では人柄は見抜けない。そのため、初対面ではなるべく見た目から情報を得ようとする。
新入医局員が入ってくる。どんな輩でも、漠然とした不安があるため最初はおとなしくふるまう。
で、「今日はもういいですよ」と新人が帰ると、あとは皆がその印象について話し合う。男ドクターらは「覇気がありそうだ」「だらっとしてる」「車は何に乗ってる」「親は医者で・・」「子供が3人いるが金には・・・」など好きなことを語る。ナースらは「身なりがきちんとしている」「靴がピカピカ」「おぼっちゃん?」などこれまたよく見ている。
第一印象をよくしておくのは尤もだ。たとえそのあとが勝負だとしても。ただ、第一印象というのは検査でもそうだが、後々比較の対象になる。その責任を負う時だ。
なので第一印象はポーカーフェイスにしておいて(ネタを提供しない)、周囲の反応を見ながら陰で努力し、自分を出していくのが得策と考える。
映画で言うなら、「ショーシャンクの空に」に通ずるクールさを。男なら一度はしてみたい。
雨の空へ向かって「自分だけヤッター」!
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