では第二印象とは何か。これはやがてすぐ、見えてくるその人のスタンスだ。人間が週7日制に縛られているだけに、自ずとパターンが見えてくる。

「手技はいいが軽傷患者はおざなり」
「手技は今一つだが粘り強い」
「いつも早朝に回診する」
「遅くまで残っている」

 などなど。ナースらが女性特有のカンで気付いたりする。

 もしその行動パターンが優柔不断だったり、いい加減なものだったりすると・・・実に頼りない印象が残る。実際その医者も不安定であると自分で気づいてる。ああ忙しい忙しいと振り回されてる。

 自分が振り回されてない、つまりパターンとはある意味落ち着きがあること。それをなるべく早く周囲に悟られたほうが信用もされやすく自分も動きやすい。それに縛られ、しかし軸にできる。それが良くない種のパターンかどうかぐらい、自分で分かるはずだ。

 予測不可能な行動は、現場の空気を乱す。予測可能にすること。




コメント

saeko
saeko
2010年4月5日22:53

なるほど…

ゆうき
2010年4月30日18:12

 ザワールド(寒)。もはや死んだ語句です。オヤジですらもう言いません。ただ、仕事で疎まれる医者はたいてい「簡単なことを複雑にする」という技を持っており、本人がそれに気付いていないことが多いです。こういう話からも学んでいきましょう。

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