ハリウッド映画でのジェット・リーは、変わり者役が多い。流暢に英語が話せないネックがあるからか。なら他の俳優も多くあてはまろうが、ジェット・リーの扱いはとりわけ悲しいものがある。
無口で登場→仲間が苦戦→しかし、うしろで涼しげ→敵、やってくる→ジェット・リー、うすら笑う→敵、怒る→ジェット・リー片手で戦う→敵、数秒で撃沈される→またしても鼻で笑うジェット・リー。
これは、僕らの臨床の現場でもある。
上級医、無口で登場→下級医にやらせる間、腕組み→重症患者の処置、大人数だが動揺気味→その間に情報に目を通すジェット・・いや、上級医→やっと踏み出し、処置の状況を確認→うすら笑い、邪魔な医師らを1人ずつどかせる→上級医の処置で、すぐにカタがつき病態改善→他の医師ら、敬礼→振り向き鼻で笑う上級医。
それだけに、睨んだ表情はジェット以上!
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