トラブる人

2011年2月4日 連載

 訴訟は実際そう簡単に起こるものじゃないが、やはり医者らの日頃の態度が関係していることが多い。たとえば明らかなミスが起こって、それを説明して本人・家族に伝えて・・・

 家族がいったん引き、改めて身内らや知り合いと話す。いったん冷静な話になるはずが、第三者が聞いて「なんじゃそいつらは?」となった場合、怒りは倍増する。第三者は現場を直接知らなくても、家族の話のニュアンスで反応することになる。当然、話し手の立場に同調したものになる。話し手の話は第一人称的なものだから、多少身勝手ないやしかし(スタッフへの)印象そのものを含んだものとなる。印象はそれまでの積み重ねを含む。

 その印象というのはミスから以前もさかのぼる。スタッフが患者をおざなりにしたり言葉のかけかたであったり、無関心さであったり・・・ひょっとしたら<それだけのこと>が決め手になったかもしれない。

 いや、その<それだけのこと>が実は・・・マニュアル作業で無意識に不要とされていることなのだ。

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