糖尿病でコントロールが悪いと、ほんとに大変だ。当たり前のことだが、つくづく思った。勝手に思うんだが、診断されたあとの経過は2極化しているように思う。すなわち、心を入れ替えてマメに治療にうちこむ人々と、そうでない人・・・つまり、言うことをきかない人。

 少数だがこの<言うことをきかない人>っていうのは・・・薬が足される一方で、生活は何一つ変えてない人。受診も自己勝手。外来も適当に来るから、医師も変わる。いきなり初めてその患者を診る医師は(たいてい)めんどくさがるので、事なかれで深入りせず、治療を<続行>する。

 で、HbA1cでそうだな、8%以上であとプラスα(喫煙、腎機能障害ありながら食事適当)な場合・・・血管系の合併症がそのうち起こる。僕の周囲だけかもしれんが。

 血管系の合併症はいろいろだ。脳梗塞、狭心症・心筋梗塞、腎不全、四肢の動脈狭窄・閉塞、大動脈の解離。いずれも、緊急入院を勧められる。ここでまた従うことなく、様子をみたがる人も出る(自覚症状が鈍くなることも背景にある)。

 開業医に行けば入院はそこまで勧められないので、開業医での内服がこれまた増えていく。開業医は未だじいさん医者が多く、無能ながら神と謳われる村医者も未だ幅を利かせているため、犠牲者も多いと思われる。二重被災だ。

 元に戻すが、もちろん腎臓が悪化するともはやHbA1cはあてにならなくなり、むしろ見かけ上下がったりする。もちろん悪化は止められない。腎臓が悪化しだすと、透析へのカウントダウンが始まる。

 楽なほうへ、楽なほうへ考えても問題は片付かない。腐ったものに香水をかけ続けるだけなのだ。こういった考えが、今の日本経済を作っている。

 これは社説でっか?




 

コメント

スミぱん@国会を見よう
2011年2月26日1:37

だんなが言うことを聞かない人です。(笑)
あまりうるさくいうと逆切れするもんだから、放置してあります。
足の1本でも腐らせて切る羽目になればいいのにと思ってます。(おいおい)

ウチも糖尿予備軍のさらに予備軍ですが、内科Dr.から「薬いらないんじゃない?」と
言われながらも、なぜか処方されてます。後は体重が減ればいいんだけど。

ゆうき
2011年2月26日23:06

 薬がなくなり病院から完全に離れて適当になるより、コンスタントに検査に通うのが後悔しないやり方かもしれません。

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