結局誰も謝らないまま、時間が過ぎようとしているような気がする。確かに謝ったところで誰の気も済まないが、それにしては無傷すぎる。これではどんなミスが露見しても、時間の経過で済んでしまうことになる。ああ、もちろん原発の話。

 病院でもこういうケースはザラにある。トラブルは医療ミスだけではない。医師が誠意もって日頃やっていればそう不利な状況には出くわさないが、そうでないところに罠がある。

 実は医師がいない時間帯、いない場所でトラブルは頻発する。意地悪に言えば、医師が見ていないから勝手に、またはそれにつけこんで判断・行動する、そんなスタッフは悲しいが多い。言い分はいろいろあるが・・・恐ろしいのは、ミスの詳細が<不明>のとき、なぜかそれらは全て容易に主治医にまわってくることにある。

 いまの上層部はなかなか守ってくれない。スタッフには上層部と末端しかなく、多くの上層部は事務的ですぐ帰るので「知らなかった」を理由でトラブルの責任を自ら負わない。だから長期間残ることができるわけだが・・・。

 政府や電力会社の会見を見るたび、そういった<すぐ帰るスタッフ>を思い出す。それにしてもよく似ている。


コメント

スミぱん@国会を見よう
2011年5月1日16:13

そういう人、ウチの勤務先にもいますよ。ただし、ウチも負けじと定時のチャイムが
鳴ったら帰ってますが。(^^;)

ゆうき
2011年5月1日19:24

 定時はなかなか無理です。時間ぎりぎりにやってくる人(患者)が多いのと、帰り際に重大事を申し送って帰るスタッフ(ナース)の存在が大きいです。

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