40代ならそれなりに、悩みはある。幸い自分ではないが、いろんな打ち明け話を聞かされる。もちろん他人ごとではない。いろんな話が、今後の行く末を示すかのようだ。
一番多いのは、家族との同居の話。家族というのは自分またはワイフの両親など。その背後にある確執との戦いだ。
医者(男性の場合)は1週間の大半を仕事に費やしていて・・まあそれは医師によるが・・仕事に費やしても責められる負いがない職業だ。ワイフが主婦である者も多く、ワイフは家事や人付き合いに時間を取られるけども大半を家で過ごすことから様々なストレスがうっ積する。
医師のストレスは病院という空間ながら、患者の状態や検査など変化に富んでおり、ある意味冒険的で支配的。得られる達成感・報酬など考えると、戦う価値のあるものだ。しかし主婦の場合は家という逃れられない環境で、しかもあれこれ考える時間が余計にある。単調と言えるし、うつ的環境といえる。
そんなとき・・・僕らが40代で親が70-80代にもなると、両親の病気の話や面倒の話になってくる。で、誰が面倒をみるか手伝いに行くべきかという話になってくる。主婦という立場だと、なんで嫁は手伝わんのかという話にもなってくる。
今は他人事ながら、妙に近いうちの話のように思える。日本は高齢化社会、高齢者は金の大半を握ってて長寿である。ただその分、認知症の期間は長くなっている。自分が医師という立場から、究極的には自分の病院で面倒見る、という医師も少なくない。
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