暴力団の病院

2011年10月12日 連載

 ・・というのも存在する。大阪にも、というかだからこそ存在する。ただ暴力団員がそのまま働いているわけではない。暴力団は勉強しない。いやそれは語弊で、一部に勉強組みたいなのが存在する。この勉強組はヤクザのすごみも備わっている。

 暴力団が1人で経営をやるのなら、あとは資金次第。資金があれば病院を買い取れる。彼らは銀行取引ができないので、その直属の企業が請け負うことになる。なので、病院の経営企業によってそれが暴力団関係かどうか暗に知られることになる。

 なお経営者は病院に居ることもあるしいないこともある。事務長として末端がポツンと居座っているケースも多い。その場合末端だから、すごみを利かすことも許されないのでむしろおとなしい。

 しかし群がる利権のために、患者層が悪化していく。コネでつながって「ひとつよろしく」とそのスジが入院したりするからだ。なので、どこも悪そうにないたちの悪い患者が何年も居座ったりする。病院の外で常に睨んで、ひんぱんに外出してる患者とかいないか?

 ただ、そこのスタッフの出来はまた独立した事象。ただ、事務関係は汚染されていく。箸にも棒にも引っかからないのが就職してくる。だれかがそのツケを背負わされている。





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